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■1999年第9戦ニュージーランド・ラリー

1999年シーズン、前半戦こそなかなか本領を発揮できなかったSUBARUですが、ユハ・カンクネン、リチャード・バーンズらがマシンにも慣れてきたシーズン中盤戦からその速さが復活。

アルゼンチンでシーズン初勝利を1-2フィニッシュで決めると、続くアクロポリスでも連勝。一気にタイトル争いに食い込んできたのでした。

そして1999年シーズンもいよいよ終盤戦。迎えた第9戦はSUBARUが得意とするニュージーランド。勢いそのままに連勝と行きたいSUBARUでしたが、思わぬ不運が待ち受けていました。

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ラリーが行われた7月はニュージーランドでは雨が多いことで知られていますが、この年も連日の雨。路面は完全にマッドな状態でスリッパリー。各チームとのこのコンディションに悩まされました。

そしてSUBARUにはいきなりの不運が襲い掛かります。

前戦アクロポリスで勝利し、勢いに乗るバーンズでしたが、三菱のトミ・マキネン、フォードのコリン・マクレーとの白熱のトップ争いの中、SS5でミッショントラブルが発生。
SS7に向かう途中でこのトラブルが悪化し、リタイアとなってしまったのです。

一方、カンクネンは悪コンディションの中、ベテランらしいステディな走りでレグ1を3番手でフィニッシュ。天候がやや好転してきたレグ2では、SS14でアクシデントに見舞われたトヨタのディディエ・オリオールをかわし2番手に浮上。

勢いに乗るカンクネンはSS17、19、20とベストタイムをマークし、トップを走るマキネンに迫ります。

迎えた最終日。ふたたびぬかるんだマッディな路面のため、勝負するにはリスキーな状況。トップのマキネンとカンクネンとの差は1分半ほど。

ここで無理して走るよりも、2番手のポジションをキープすることを選んだカンクネンは、最後の最後まで慎重に走りきり、見事に総合2位でゴール。

優勝こそ逃しましたが、タイトルを争う上で貴重な6ポイントを獲得したのでした。

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