スバル1500|スバル博物館

幻の名車 P-1 スバル1500

1954年(昭和29年)2月、かねてから自動車工業界への進出を意図していた富士重工業(株)は、中島飛行機時代の高度な航空機技術を生かして、「スバル1500」、試作時の呼称を「P-1」と呼ぶ6人乗りの小型乗用車を公開しました。

P-1は、国産初のモノコックボディを採用し、前輪はウィッシュボーン式独立懸架で、コイルばねと複動式オイルダンパーを組み合わせ、後輪は車軸懸架方式で、3枚板ばねと複動式オイルダンパーを組み合わせ、乗り心地と走行安定性に優れた乗用車でした。そのスタイルは当時、この車が街を走っていると、よく、 「これが国産車か」、などとささやかれたものです。

性能は、もちろん当時としては抜群のもので、この車が試作完成されてから、4年経過した1957年に行われた、運輸省の国産乗用車の性能テストでも、最優秀の成績を納めています。

P-1は、スバル360発表の5年前に、スバルの名を冠せられた車として既に試作完成されていたのですが、当時の市場、その他の事情から、実際には市販されませんでした。しかし、その洗練されたスタイルと高性能は、各界から絶賛を博し、後のスバル360、スバル1000の開発の礎としても重要な役割を果たすことになりました。

P-1のフロントスタイル
P-1のリヤスタイル
開き方がユニークなボンネット

SPEC

全長 4235mm
全幅 1670mm
全高 1520mm
重量 1230kg
エンジン型式 水冷4サイクルO.H.V
排気量 1485cc
最高出力 55ps/4400rpm
最大トルク 11.0kg-m/2700rpm
懸架装置 フロント:ウィッシュボーン式独立懸架
リア:車軸懸架

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