| 車種 | レックス |
|---|---|
| グレード | ツインビスコフルタイム4WD |
| 年式 | 1986 年 |
デザイン
★★★★ボディ面の張りや構成、全体のバランスも良い。丁寧にデザインされています。
使いやすさ
★★★★★乗降性も抜群で大きく開くバックハッチも良いです。ママチャリも積みましたよ!小回りも利くし☆
走行性能
★★★★アンダーパワーながら高速道路も快適です。足回りが良いのでふらつきも恐怖感も皆無ですよ。
燃費の良さ
★★★★4WDでも平均14km/l、最高記録で18km/lです。
乗り心地
★★★★新車当時他社製のどの軽よりも良かったと記憶してます。(サンバーには敵わないですが)
総評
広くて明るい室内とよく回るエンジンで軽快なドライビングが堪能できます。4WD性能は「圧巻!」です☆ 特にリヤシートは開放感もあって座り心地も快適です。
写真1
このクルマのココがイイ！！
やはりこの「サイズ」でしょう。小さいのに中は広々。乗り心地も良い。4WDは当時流行のマルチビスカスタイプでREXはリヤデフに2組使った「ツインビスコ」になってます。これが凄いです。雨道雪道もフツーに走れてしまう。急ブレーキも何度か味わいましたがしっかり止まる!リヤがロックしないんですね。でも基本はFF(97:3～50:50まで駆動力自動連続可変!)に限りなく近い走行状態なので4WDにありがちな曲がりにくさ等はありません。じつに扱いやすくて、それでいて頼もしいんです☆ 2気筒3バルブエンジンは音は大きいですがスムースで気持ちよく回り、高回転域では独特のビートが心地良く、ついつい高速道路を走りたくなってしまいます(笑)。
こだわりのポイント
デザインは人それぞれ好みがあるので「これが絶対」は無いですが、僕はこの代(E-KG)のデザインがベストに近いと思って気に入ってます。まず「飽きがこない」、とても全体のバランスを考えて造形してると思います。面の張りやフロントフェンダーからリヤハッチまでのライン取りの連続感、窓の大きさとショルダーライン(肩口:窓とボディの境目)の切り方、アクセントのスポイラー状のリヤハッチ…。でも「ノーズの絞り」はもうちょっと強くして欲しかったのが残念ではありますが～。
これからのスバルに期待すること
軽の撤退が報道されましたが、現状の経営状況を見ると仕方ないとも思ったりもしますが、全て辞めるのではなく乗用系はOEMでも貨物系は残すべきです。サンバーでないと運べない方々がいるのだと言う事を忘れてはいけません。サンバーの代わりになる「軽トラ」は無いのですから。一度乗れば、使えば判りますが他社軽トラは「ただの軽トラ」に過ぎないです。乗り心地、使い勝手、耐久性、どれをとってもサンバーを超えるクルマは見当たりません。今後どの様な方向に向かうか不安ではありますが、360時代から共にスバルを支えてきた「功労車」を切り捨ててはスバルの歴史を切り捨てる事と同じです。乗用系はOEMでも貨物系は逆にスバルからOEMに出したら?と思いますがいかがでしょう?他社様と協力関係を築くのですからそういう、選択・提案も必要かと強く思います。御一考を☆
