play set products × #スバコミ vol.1

登場人物紹介:

左:富士重工業 SUBARUネクストストーリー推進室 室長 小島さん
中:play set products 中野シロウさん
右:富士重工業 SUBARU商品企画本部 デザイン部 部長 石井さん

偶然か? 必然か? 中野シロウさんとの運命的な出会い。

去る2ヶ月前、幕張で催されたAUTOMOBILE COUNCIL 2016 (オートモビルカウンシル)にて、SUBARUは「ボクサーエンジン50周年記念」の位置づけでイベントブースを出展していたところ、熱心にクルマの中を覗き込む1人の紳士? がいました。小島室長が接客に応じると、かなりマニアなスバリストであることが発覚しました。

紳士:
すみません、小島室長ですよね。新聞や雑誌の記事読んでます。#スバコミでもお見かけしました
小島室長(以下、小島):
なんと!? 私のことをご存じですか?
紳士:
はい。僕、じつは#スバコミ・メンバーなんです。イベント関係いろいろと見させてもらってます。今日(2016年8月5日)もそれで...。スバコミで“SUBARU1000”が出展するって知りましたからね
小島:
知って頂いていてうれしいです。何だか有名になっちゃった(笑)
紳士:
もちろん。スバリストには有名ですよ
小島:
本当ですか、ありがとうございます。
紳士:
そこで小島室長。僕のアトリエ来てみません? ガレージに状態の良いSUBARU車があるんです。
#スバコミの人たちに特別お見せしたいです
小島:
ほほう。この文脈から推理しますと、旧車かクラシックカーなんですね?
紳士:
ご明察のとおりです。名刺お渡しします。僕は中野って言います。住所はこちらなんですけど....
小島:
...中野?、...アトリエ?、...プレイセットプロダクツ?、ひょっとしてキャラクターデザイナーの中野シロウさんですか!?
紳士→中野シロウ(以下、中野):
あ、はい。どうも
小島:
あはは。まったく人が悪いなあ(笑)。あなたの方がずっと有名人じゃないですか(笑)

中野シロウ氏といえば、日清チキンラーメンのひよこちゃんなどで有名なデザインチーム“プレイセットプロダクツ”を率いるトップクリエイターの1人です。広告デザインをはじめ、人気キャラクターとのコラボレーションを手がけ、さまざまなブランドを発表。近年は絵本の「カリーノ・コニ」がテレビアニメ化され、可愛らしくもシュールな世界観が好評を博しました。

中野:
僕はずっと昔からスバリストなんです。こんど僕のコレクションを見に来てください。小島室長が見に来てくれたら光栄です
小島:
ぜひ伺わせてください! 中野さんが良いというくらいだから相当ですね!

お宝いっぱいのデザインアトリエ

アトリエへの訪問を約束したものの、多忙な中野氏にアポイントが取れたのは9月末。中野氏いわく、SUBARU社員ですらなかなかお目にかかれない品物が見られるはずとのこと。小島室長はSUBARUデザインの責任者石井部長を連れて中野さんのアトリエへ伺いました。

皆さんは有名デザイナーのアトリエというものを想像できるでしょうか。古今東西の名画や骨董品が飾られているギャラリーのような仕事場でしょうか? はたまた機能的なものほど美しいと言ってしまいそうな無駄をいっさい省いたオフィスでしょうか。
中野シロウさんのアトリエは......、こうでした!!

お部屋には今までの作品、お仕事がズラリ。

所狭しと並んだコレクション。手前のジャケットにはSUBARUのロゴが。

中野シロウさんのアトリエを一言でいえば「コレクションハウス」。ご自身の作品をはじめ、アンティークなロボットやヒーローのフィギュア、怪獣ゴ●ラの足、ピンボール台、動物の剥製、ミニカー、セグウェイ、実物のバイク、自転車、トレーニンググッズ......、枚挙にいとまがありません。こうしたモノが無秩序に陳列されているのに、どこかしら秩序を持っているようにみえるのはふしぎでした。石井部長はデザイナーだけあって一瞬で魅了されてしまったようです。昭和の時代のヒーローものについて熱く語り合っていました。
一つひとつのコレクションの造形美、レア度の説明を聞いているだけで1日楽しく過ごせてしまいそうでしたが、もちろん中野さんもご自分の造形コレクションを見せたくてSUBARUの2人を招待したわけではありません。
通されたガレージを見て小島室長と石井部長は息を呑みます。

じゃ~ん! お出迎えはSUBARU 1000です。AUTOMOBILE COUNCIL 2016 で展示されていたSUBARUが水平対向エンジンを最初に搭載させた記念碑的名車です。製造されて半世紀過ぎたクルマが古びることなくメンテナンスされていることも素晴らしいですね。さらにガレージの奥へ行くと、

石井部長(以下、石井):
わっ、SUBARU 360! しかも、デメキンだぁぁ!
小島:
すごいね! 本当にすごい!!

2人がまるで子どものように目を輝かせています。それも無理はありません。理由を説明しましょう。

デメキンとは?

SUBARU 360とは、SUBARUが1958年〜1970年までの12年間に39万2千台生産した日本最初の大衆車です。その形状から、“てんとう虫”の愛称で親しまれ、日本人に「マイカー」の概念を定着させた日本の自動車産業のマイルストーンともいえます。
デメキンとは、その第一世代。飛び出したヘッドライトの特徴からそう言われました。SUBARUのオールドカーファンには垂涎の存在、まぎれもなくウルトラレア車です。ちなみに販売1号車の顧客が故松下幸之助氏だったことは有名なエピソードです。

小島:
よく手に入れましたね!
中野:
縁としか言いようがありません。ほんとうに売っていません。探し出すのに10年かかりました。あと、白と青の計3台を所有しています。そもそもオーナーが手放すわけないんですよ。
石井:
小島さん、これ! 東京オリンピックのカーバッジが着いてる!!

小島:
感服します。言葉が出ませんね。

中野シロウさんは、なぜSUBARUが好きなのか?
そしてSUBARUに望むこと

オールドカーにとどまらず、昔のカタログやSUBARUグッズを大切にコレクションされている中野さん。小島室長と石井部長が言い出しづらそうなので、#スバコミ事務局の1人が尋ねました。
それは、ずばり“SUBARUがなぜ好きなのか?”
中野さんはおそらくデザイナーという観点を意識されながら、SUBARU愛をこう語られました。

中野:
もう、簡単には語れないくらいの熱があるので、何から話したら良いのかわかりませんが。まず、独創的なデザイン、これに尽きます。好きすぎて16台も所有しています。見てよし、走ってよし、最高です。
小島:
嬉しいですね、ありがとうございます。では、SUBARUに望むことはありませんか?
中野:
製品1つとっても各社みんな同じようなものをつくってるんです。でも私たちファンは、SUBARUには何か特筆すべきものを最初につくりだしてくれるのではないか、他社ではやっていないものを、SUBARUならつくってくれる! という期待を持っています。
そういう先を走るブランドイメージは、このデメキンやSUBARU 1000がつくってくれたわけで。
あとは、関連グッズをもっとたくさん作ってほしいですね。ライフスタイルにどんどん入ってくるものというか、SUBARUファンは熱が違いますから(笑)。
それから、軽い意味では無く、ファッションとリンクしたところで商品を出してほしいと思います。デメキンのデザインで今の時代のクルマつくったら、バカ売れします!(笑)
小島:
ファッション化...、ですか。
中野:
はい。これが理想という想いをデザインで体現するというか。たとえば僕が依頼を受ける仕事は、「キャラクターデザインの力で今まで依頼主たちが出会えていないファン層を開拓してほしい」という裏テーマがなんとなくあります。SUBARUさんにもこうしたデザイン的なコミュニケーションからニューカマーのオーナーが現れて、SUBARUのファンになっていくという流れはあっていいと思います。
石井:
本当にデザインというのは力がありますね。デザインやキャラクターをきっかけに、ファンが広がっていくというのは実にすばらしい。
小島:
こちらにお伺いして、あらためてその力を感じますね。
中野:
そう言って頂けて、たいへんうれしいです。
小島:
このご縁を大切に、何か一緒に新たな取り込みができればすばらしいですね!
中野:
あ、そうだ。前回お会いしたときに少しお話していた件、ちょこっとイメージ作ってみちゃったんですけど・・・
小島:
おぉー!そんなさっそく! ありがとうございます!
石井:
うわーっ。はやく見せてくださいよ!

偶然の出会いから始まり、今回のご訪問が実現しました。この出会いをきっかけに、#スバコミ会員である中野シロウさんとSUBARUの新たなコラボレーション企画が始動しようとしています。一体その内容とは・・・?


全貌は2016年11月5日(土)に開催されるSUBARUファンミーティングにて発表予定です。乞うご期待!!

#スバコミ事務局から

アトリエ訪問は中野さんの所有車の話やSUBARUにやってほしい夢の話ですっかり盛り上がり、夜遅くまで続きました。
それにしても中野さんの車への造詣の深さには感服しました。いつかこんなコレクションを持ってみたいものです。
みなさんも気になっている進行中の企画の続報は随時掲示板でおしらせします。
また私も中野さんに負けないコレクションを持っているぞ!という方は是非掲示板でご自慢の逸品を紹介してみてください。掲示板ではこの記事への感想もお待ちしています。

偶然は、必然だった!? play set products中野シロウさん × #スバコミvol.1

画像ギャラリー

本編では紹介できなかった中野さんの珠玉のコレクションをまとめて紹介します。

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