みなさん、こんにちわ。
「私のスバルとその拘り-Part 3」のここでは、私の現在の愛車についての拘りを紹介します。
とは言っても、ここで拘りの全てをご紹介するのは、とても紙面が足りませんので外観の拘りについてだけお話したいと思います。
それ以外の拘りについては、詳細に紹介している愛車のウエブサイトがありますので、そちらを是非ご覧下さい。
参考までにURLを記しておきます。
さて私の愛車は、正式名称をSUBARU IMPREZA WRX STI spec C type RA-R と云いまして、たぶん今日までの歴代スバル車の中でももっとも長ったらしい名前を持つクルマだと思います。
しかも、Color Code 13V (アストラルイエロー)は、この300台生産されたRA-Rの内僅かに50台しかありません。
そういう意味では、購入した時点で既に外観ついて一角ならぬ拘りがあったわけです。
購入後は、さらに究極のファインチューニングを目指して、総合的にバランスのとれたTUNE UPとカスタマイズを始めました。
それはまだまだ現在も進行中です。
その中でも特に外観上の拘りといえば、まずマグネシウム鍛造のワンピースホイールが一番に上げられると思います。
当然ほぼワンオフの逸品です。
オーダーしたのはNEEZというカスタマーで、製造は富山県の鍛栄舎というメーカーです。
マグネシウム鍛造ホイールの優位性については、わざわざここで述べる必要もないと思います。
サイズについては、全て純正サイズです。(18inc/8.5J/インセット53㎜/ボア径φ56㎜/PCD114.3㎜)
これも敢えて純正サイズに拘っています。
オーダー当初は窒素注入を考えてツインバルブ仕様も考えましたが、実用性を重視して止めました。
バルブは、タイヤ交換を機にKYO-EI(協永産業) 軽合金アルミ製エアーバルブ(インサイドタイプ/ブルーアルマイト処理)を装着しています。
ホイールナットは、βTITANIUM TAB6400(昔で云うところの所謂64チタン)ホイールナット&ホイールナットエンドキャップ-テーパータイプを使用しています。
タイヤは、MICHELIN Pilot Super Sport を装着してます。
もちろん純正サイズです。(235/40 ZR18 (95Y) XL)
と云う具合に、ホイールとタイヤだけでもこれだけの拘りがあります。
次にご紹介する外観上の拘りは、リアウイングです。
このリアウイングは、ご存じの方には説明の必要はないと思いますが、知らない方のために説明しておきます。
2006と2007のSuper耐久シリーズで活躍しました、PROVA FUJITSUBO IMPREZAに装着されていました、本物のドライカーボン製です。
もちろん、新品を2015年まで御殿場にありましたPROVA ENGINEERING にオーダーしまして、当社で装着していただきました。
本物のレース用パーツですので、スーパー耐久シリーズ エアロパーツ認定委員会「指定部品」を示すシールを貼っています。
もっともレース用パーツというと、所謂GTウイングなどのように車検はNGだろ!と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、このウイングは故PROVA ENGINEERING 代表取締役 福島祥行 氏が当時の車検対応を前提にサイズ等を設計・製作されましたので、いまのところ車検には特に問題ありません。(既に過去4回の車検合格)
ウイングの角度については、風洞実験を繰り返して最適化されています。(時速240㎞まで対応)
何よりもSuper耐久レースでの実績が、このリアウイングの性能を如実に物語っています。
最大の特徴はまずその軽さだと思います。
そして、その軽さを実現するためにこれ以上望むべくも無いほど徹底的に考え抜かれた装着時の工夫と合理的な構造も、福島氏ならではのアイデアに溢れた素晴らしいパーツに仕上がっています。
このウイングを設計・製作された福島 氏は、もともとノバ・エンジニアリングでたたき上げられたバリバリのレーシング・エンジニアでした。
そのレーシング・パーツ製作の達人が創り上げたパーツですから、私にとっては当に珠玉の逸品です。
今日まで鷹目GDBの中でこのリアウイングを装着しているロードカーには、未だに一台もお目に掛かったことはありませんので、たぶん今ではこの日本で私のRA-Rが唯一の装着車だと思います。
そして誠に残念ながら昨年の11月20日に満58歳という若さで福島 祥行 氏が永眠され、PROVA ENGINEERING も昨年いっぱいで閉店となってしまった今となっては、彼が残していってくださったこのリアウイングをこれからも大切にすることは、私の使命でもあると考えるようになりました。
・・・など、ざっとリアウイングのウンチクだけでも軽くこれくらいあります。(笑)
最後にステッカーチューンと言って良いのか?外観上のこだわりとして私の愛車に貼ってあるステッカーについて簡単に触れたいと思います。
市販や販促目的の既成ステッカーも貼ってありますが、9割方は自作のステッカーです。
何故ステッカーに拘るかと申しますと、私のRA-Rは文字通り究極のファインチューニングが最終的な目標ですので、車両の形態は少なくとも吊しの状態ではありません。
そこで当然アフターパーツの世話になるわけですが、それらのパーツを装着することで得られるパフォーマンスアップには、少なからず私は感謝と敬意の気持ちを持っています。
そしてその感謝と敬意を形で表現するには、もちろん愛車のパフォーマンスそのものでも表せるわけですが、このステッカーを貼るという行為が見て分かりやすいと思うからです。
加えてバランス良くステッカーをレイアウトすれば、それは私のRA-Rをより個性的に見せることにもなると考えています。
ですから単なる外観の装飾的な意味合いだけでなく、私のステッカーには1枚1枚に全て意味があり感謝と敬意が込められています。
なにを大袈裟な・・・と笑われてしまうかもしれませんが、私はいたって真面目にそう思っています。
以上愛車の外観上の拘りについて、特に紹介したかった内容に限って少しだけ語りました。(笑)
もしも、もっとアールエーアール鈴鹿の拘りについて、もっと知りたいと思われる方がありましたら、冒頭にも記載しましたURLにアクセスして下さい。(怪しげな勧誘とは全然違いますのでご安心を/笑)