こんにちは。kintakunteさん、あるぢゃさん。
私はスバルff-1 かBMGレガシィB4まで14台のスバルを所有しています。
クルマを維持していく上で、部品供給はユーザーにとって確かに切実な問題です。現在までのところ、スバルの部品供給に科していえば、20年前の部品は滞りなく手に入りますよ。ただし、内装トリムや外装パーツなどのそのクルマ専用部品は12~13年程度で廃番になっていきます。これは補修部品を必要とするクルマの数が、時が経つとともに次第に減っていって、需要がなくなり、採算が合わなくなってくるからです。しっかりとした空調システムがある部品センターに在庫で置いている間にも部品は劣化していきますから、需要がなくなってくると安定した品質の補修部品の供給にも支障が出てくるのです。
私は初代レガシィRS(BC5)A型に今も乗っています。車齢は27年です。部品には困りません。なぜなら、ほとんどの部品はストックしていますし、整備もほとんどすべて自分でやるからです。部品取り車は3台。BC5だけのストック部品だけでも、大体3畳の床から天井まで埋まるくらいのボリュームがあります。他の人がBC5から降りても、私は死ぬまでBC5を維持していく覚悟を決めていますから、そこまでやらないと安心できません。他力本願で古いクルマに乗り続けていくことはできません。それに、メカニックの立場から言うと、車齢20年くらいまでなら、現在でも富士重工業は機関部品やその他、多くの部品をまだ供給してくれていると思いますよ。日頃、あまり困った記憶がありませんから。
車齢20年を超えたら、やはりクルマの維持は自己責任だと思います。
kintakunteさんとあるぢゃさんが、現在のご自分の愛車をこれから先どれくらい乗り続けるおつもりなのかは分かりませんが、一般的なムリをしない乗られ方なら、10年・10万キロが自動車の補機、ゴム部品、機関部品が寿命を迎えるひとつの目安です。もしそこからさらに同じ車に10年乗り続ける覚悟があるのなら、車検や定期点検の際に掛かり付けのディーラーの担当営業ではなく、サービスマンに相談してみてください。カルテを見ながら、近々大掛かりなメンテナンスが必要な個所や念のために替えておいた方がいい部品などを教えてくれると思います。
ただ、多くの人は、そこでメンテナンスに掛かる費用や手間を聞くと、「そろそろ乗り換えようかな・・・」という方向に傾いていく人がほとんどですけどね。