昔々、まだオートバイを乗っていたときに初めて4っ輪のついたものを買いたいと思って中古で手に入れたものが
スバル360でした。たしか15万円で買ったと記憶しています。ボーナスが10万円ぐらいの時代です。
まさに青春真っ只中、彼女を乗せて河口湖や箱根へ行きましたが、中古のスバルはセルフメンテを欠かせないもので
ドライブ中でも修理をするという楽しいものでした。 梅雨時は湿度が高くてディストリビューター内が湿ってしまい
エンジンがかからない。まず、ディスビュを開けて紙で接触部を拭きエンジンを始動させて出勤したこと。
2サイクルエンジンで混合ガソリンのためシリンダーヘッド周りにカーボンカスが堆積して、ノッキングを起こすので
自分でヘッド、シリンダー、ピストンを分解して掃除をするとか。 カーボンが溜まらないように2サイクルオイルを
別途購入して、30:1ぐらいの混合ガソリンを作って使う。
ご機嫌よくエンジンが回るようなセッティングを、キャブレターのエアースクリューの調整するとか、とにかく
4つ車輪がついたオートバイみたいな車だった。 自分でオートバイをチューンアップして乗っていた時代だったので
このスバル360は楽しい思い出でしたね。(写真は河口湖畔、当時の愛車)