子どもたちとの自転車ライフをより充実させるためにも、クルマは大きな存在となります。トランスポーターとしても、子どもと触れ合う場所としても、その機能性が大きな効果を発揮することでしょう。
普段は目にすることのない光景を見たり、体験ができるクルマを使った自転車の楽しみ方「6ホイール」ですが、子どもと一緒に行う場合はちょっとした注意が必要です。今回は子どもと楽しむ6ホイールのプランニングについてのポイントをご紹介します。
子どもたちとの自転車ライフをより充実させるためにも、クルマは大きな存在となります。トランスポーターとしても、子どもと触れ合う場所としても、その機能性が大きな効果を発揮することでしょう。
普段は目にすることのない光景を見たり、体験ができるクルマを使った自転車の楽しみ方「6ホイール」ですが、子どもと一緒に行う場合はちょっとした注意が必要です。今回は子どもと楽しむ6ホイールのプランニングについてのポイントをご紹介します。
ひと口に自転車で走ると言っても、走るコースは無限にあります。安全に楽しむためにはコースの選定が大切になります。子どもにとって無理のない距離、移動時間などを考えてコースを決めましょう。自転車で走ることだけでなく、クルマでの移動時間もしっかりと計画しておくことが大切です。素晴らしい環境を求めるのはいいのですが、長時間移動で疲れてしまっては現地で自転車を楽しめません。
またコースのスタート地点に駐車場があるかどうかも見落としやすいポイントです。自転車を降ろして組み立てる必要があるので、広めの場所を選んでおくといいでしょう。
コースを決める時、まず最初に確認しなければいけないことが、走る距離です。子どもの体力に合わせて、走りきれる距離を設定しておきます。クルマを駐車した場所がスタート/ゴールとなるので、戻ってくる距離も考えておきましょう。
子どもの体力で、どれだけの距離を走れのか、普段から気にしてみてください。最初はその距離がどの程度か、判断するのは難しいかもしれません。そんな時は、どのくらいの時間であれば、飽きることなく自転車に乗っていられるかを確認しておきます。
サイクリングコース選びは、走る場所も重要です。一般的な公道、自転車しか走らないサイクリングロード、さらに、クルマから遮断された公園などの敷地内など、いろいろなパターンがあります。
どの程度危険を回避できるのか、また、交通ルールをどれだけマスターしているかによって、走る場所も決まってくるのです。子どもたちとのサイクリングには、安全に走行できることを最優先して、コースを選びましょう。
今回、6ホイールの撮影に協力していただいた親子は、5歳の男の子がサイクリングに挑戦しました。まだ、一般的な道路を走るには早い年齢だったので、クルマが入ってこない公園をコースを選んでいます。
休憩できるスペースやトイレがあるポイントもコース選びのポイントでした。最初は元気よく走っていましたが、1時間弱で十分に満足した様子。駐車場から30分くらい走り、戻ってくるくらいの距離でした。
クルマを使うことで、自転車であっても、まったく知らない場所を走ることが可能になります。クルマがあれば、いつもの場所を離れて、自転車を楽しむことができます。新しい場所での新しい体験は、子どもにとっても、大切な思い出となることでしょう。
いつもの場所を離れることで、子どもの冒険心も高まります。高い好奇心が生まれ、サイクリングの楽しさを、より一層高めてくれることでしょう。クルマと自転車で、新しい冒険をスタートしてみてはいかがでしょうか。
●取材協力/オージーケーカブト、サイクルベースあさひ