自転車はクルマと同じように車両です。道路を走るときは車両と同じように、ルールを守り、安全な運転をしなければなりません。自転車は気軽に乗れてしまう乗り物ですが、基本的なルールはしっかり守って、安全に自転車を楽しみましょう!
【家族で学ぶ自転車ルール】Vol.4 危ない乗り方に注意! 二人乗り、“かさ”さし運転など・・・

二人乗りは絶対にダメ!

当たり前のことですが、二人乗りをするとハンドルやブレーキのコントロールがききにくく、事故の危険性が高まります。ですので、二人乗りは絶対に禁止です。また自転車は1人で乗ることを前提に設計されているので、思わぬ故障の原因にもなります。ただし子供、大人の二人乗りは禁止ですが、「未就学児をチャイルドシートに乗せる二人乗りはOK」です。
スマホの“ながら”運転は事故のもと

残念ながら街でよく見かけますが、スマホ片手の運転は禁止です。スマホ画面に集中しているので、注意力も弱まりかなり危険です。実際に事故も多く、スマホが原因の事故で、多額の賠償金が請求されたことあります。自分だけは大丈夫!と思わないで、スマホは安全な場所に自転車を止めてから使いましょう!
かさではなく、雨具を着ましょう

自転車に乗っているときに雨がふってきたら、かさではなく、レインコートなどの雨具を着ましょう。かさは片手運転になってハンドル操作が不安定になるだけではなく、視界もさえぎります。また風にあおられてバランスを崩すこともあります。さらに自分が転倒するだけではなく、かさをクルマや人にぶつけて傷つけてしまうことも考えられます。
自転車は左側通行を守る

車道を走る場合は道路の左側を走りましょう。最近は自転車の走行が認められている「自転車専用路側帯」が設けられている道路も増えています。青くペイントされているので、そのゾーンを走りましょう。間違っても右側を逆走してはいけません。
横に並んで走行することは厳禁
会話をしながら自転車に乗る。想像するといかにも楽しい光景ですが、横に並んで二列で走るのは禁止されています。親子・友達など複数の自転車で一緒に走るときは必ず、前後に並んで走りましょう。

多くはありませんが並列走行が認められている「並進可」の標識があるところがあります。このゾーンでは、もちろん問題ありません。
自転車は気軽に乗れる乗り物だからこそ、常にルールを気にしながら自転車に乗るようにしましょう!
安全運転のポイント
1.二人乗りは厳禁!
2.スマホを見ながら・かさをさしながら運転は禁止!
3.逆走運転は重大事故の原因になります。
4.普段からルールを守って自転車を安全に楽しみましょう!