すばる星空倶楽部

SUBARUのある星景

SUBARUのある風景

星空をバックに愛車の写真を撮りたい!

クルマを愛してやまない人であれば、星空を背景に愛車の写真を撮ってみたいと一度は考えたことがあるのではないでしょうか? ちなみにこの画像は、星空の記念写真を撮っているプロカメラマンの自分が、人をクルマに置き換え、その技術を使って撮影した一枚です。
星空の写真撮影は「敷居が高いから無理かなぁ」って思う人もいるかも知れません。そこで今回は一眼レフ(ミラーレス)の入門機を使っての撮影にチャレンジしてみました。

このモデルは2代目フォレスター(CBA-SG5)。BEST of BOTH WORLD(いいとこ取り)を追求したクロスオーバーSUV。乗用車(ステーションワゴン)とSUVの両立を目指したコンセプトはより洗練され、のちにオンロードの走行性能を強化した「クロススポーツ」、ピュアスポーツSUVを目指した「STiバージョン」など、飽くなき”いいとこ取り”を追求する姿勢がオーナーから高く評価されました。

2代目フォレスター(CBA-SG5)

機材は何が必要?

●一眼レフカメラもしくはミラーレスカメラ
●広角レンズ

●三脚
●ライト
●カラーフィルター(セロハン等)

一眼レフカメラ

三脚

ライトとカラーフィルタ

星空撮影にたくさんの機材を用意する必要はありません。レンズ交換ができる一眼レフ、もしくはミラーレスのカメラと広角のレンズ。そして三脚。星景写真ならこれだけでOKですが、星空×愛車を撮影するためにクルマを照らすライトとカラーフィルターを用意します。
ライトはクルマを浮き立たせるのに使用します。できるだけ広範囲に照らせるワイド照射なものが良いです。LEDライトが明るいのでオススメです。

カラーフィルター。これはクルマの色の調整で使います。空を青っぽくしたいので、写真の色を調整するホワイトバランスを青目に設定するのですが、そうすると写真全体が青くなってしまいます。そこでクルマを照らすライトにオレンジのフィルターをかけて、クルマを自然な色に調整するのに使います。カメラのクリップオンストロボ用がいろいろな色がセットになっているので良いですが、合う色があればカラーセロハンでも代用できます。


星空撮影に便利なアプリ

スマホのアプリには星空撮影の際に便利なものがあります。自分も撮影の仕事でよく使います。

Moon Book

Moon Book
月齢や月食など、月に関わる情報がわかりやすく詳しく表示されたアプリ。月面地図にはアポロ11号から17号までの月着地点が掲載されているなど、星空撮影だけでなく、天体望遠鏡ファン納得の天体アプリです。

Windy

Windy
風の動きを予想してくれるアプリで有名ですが、雲の動きも予想してくれます。天気が晴でも雲が多いと星は見えません。雲がどのように動くかをチェックしながら撮影ができるかどうか、どこで撮影するかなどを考えましょう。

STAR WALK

STAR WALK
観たい方向にスマホを向けると、その方向にある星の位置や星座の位置、天の川の位置、もちろんプレアデス星団「すばる」の位置なども知ることができます。また、何年の何月何日、何時何分の空の星の位置を確認することも可能です。


星空撮影に適した条件

星空撮影に適した条件

一番の条件は星が出ていること(笑)。晴れていても雲が多いと撮れません。そしてできれば空が暗い日が理想です。満月などは夜でも月明かりに照らされて影ができたりしますよね。それに比べて星の光はとても弱いので星の数が少なくなってしまいます。いちばん良いのは新月前後、もしくは明るさが弱めな下弦の月の時期が向いてます。満月や上弦の月はそれはそれでよいものですが、今回は天の川を撮りたいので月明かりの時期をはずしました。あとは街の灯りによる影響が少ない場所を選びましょう。暗い場所での撮影ですので、懐中電灯などのライトは忘れずに。


さぁ、星空をバックに愛車を撮ってみよう!

いよいよ撮影です。今回使用するカメラもいわゆる入門機。キャノンで言えばKISSシリーズ、ニコンならD0000のような4桁台のモデルです。レンズも本来は超広角レンズを使用したりしますが、今回はキットに付いているような標準的なレンズ、18.0-55.0mm f/3.4-5.6(35mm換算で27mm-82.5mm)を使用しました。

1.クルマを配置する

人の迷惑にならない場所を選び、クルマを配置します。向きは自分の好きな向きで良いですが、斜めに置いてフロントタイヤをめいっぱい切ると良い感じになります。できればホイールの向きやSUBARUのエンブレムが正確な位置にするとより良いです。また、車内まではあまり写りませんが、左右のフロントシートの位置を揃えたりするとキレイです。

クルマを配置する


カメラを設定する

2.カメラを設定する

基本的には入門機もプロ機も設定は変わりません。まずシャッタースピードは30秒。これが星が点になるギリギリの長さです。明るすぎたり、星の形が流れるようなら20秒くらいにしても大丈夫です。f値(絞り)はもっとも小さく(最大開放)、もしくはその付近で。感度はISO1600。ホワイトバランスは好みの空の色になるよう電球色蛍光灯(3000K)に設定しました。このカメラのようにケルビン数で設定できない場合は、マニュアルなどでケルビン数を確認してください。


3.カメラをセットしてピントを合わせる

できるだけ星空を入れ込みたいのと、少し見上げるくらいの位置からクルマを撮るとカッコイイので、三脚を低い位置にします。三脚を使用する場合、手ブレ補正機能は誤作動を起こす可能性があるのでオフにしてください。ピントはクルマに合わせれば良いので、星だけを撮影するより簡単です。まずピント合わせをAF(自動)からMF(手動)に変更。暗いのでピントを合わせたい部分にライトを当てながら合わせます。MFで合わせるのが難しければ、AFで合わせてからシャッターボタンを押してもピントが動かないようMFに切り替えてください。今回はSUBARUのエンブレム付近に合わせました。手前のクルマにピントを合わせることによって、星が少しボケるためソフトフィルターを使ったように星が大きくなりわかりやすくなります。

カメラをセットしてピントを合わせる


撮影する

4.撮影する

シャッターを切るときは、写真のブレ防止に、セルフタイマー(カメラ本体に触らずシャッターが切れるレリーズがあればなお良いです)を使用してください。シャッターが開いている間にオレンジのフィルターをかけたライトでクルマを照らします。ライトの明るさによって照射する時間は違いますが、今回は1秒くらいで全体を照らしました。何度かチャレンジして、ちょうど良い明るさを見つけてください。


5.写真を仕上げる

撮影した写真データはパソコンに取り込んで、画像編集ソフトなどでコントラストや明度、色温度などを調整し、好みに仕上げてください。

カメラをセットしてピントを合わせる


完成!

6.完成!

いよいよ完成!ちょっと気合いを入れて仕上げてみました。ちょっとした知識も必要ですが、入門機とキットレンズの組み合わせでもここまで仕上げることができます。

撮影の設定などは当日の宙の条件やクルマを照らすライトの強さなどで変わってきますので、一度ではなく何度もトライ&エラーを繰り返して、自分なりのお気に入りの設定を見つけましょう。仕上げも同じことです。いろいろと調整してみて、自分色の愛車との星景画像を作り上げましょう。

答えはひとつではないですし、間違いもありません。納得いくまで試してみましょう!


完成!

宮市“ポルコ”雅彦
沖縄県在住。希望する場所へ出張してキッズフォトやファミリーフォトの撮影をしたり、星空をバックにした記念写真を撮影する島宙記念写真などを行っている『沖縄出張撮影/星空フォト ポルコフォトグラフ』のカメラマン。
https://porcophoto.com

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