本取材はコロナウイルス感染拡大予防対策を徹底した上で実施しました。星空観賞等で外出をされる場合は、国や各地方自治体の感染拡大予防ガイドラインをご参照ください。
「身近な場所で星空観賞」をご紹介している “SUBARUのある星景シリーズ” 。今回のテーマはISS (国際宇宙ステーション)の観賞です。“えっ、星でもないのに見えるの?“と思う方もいらっしゃるのでは。はい、見えるんです。タイミングによっては星よりも明るく、しかも結構速いスピードで!
ISSとはアメリカ合衆国やロシア、日本などが協力して運用する宇宙ステーションです。地球と宇宙の観測、そして宇宙環境を利用した研究や実験を行うため、地球の軌道上約400km上空を秒速約7.7kmで飛行し、約90分で地球を1周します。2011年に就航し、2024年まで運用が継続される予定です。 ISSには現在、野口聡一さんが滞在。野口さんは船長や操縦士と密接に連携し、宇宙船の飛行状況を監視する「ミッションスペシャリスト」の役割を担っています。
ISSにはさまざまな施設がありますが、実験棟の1つはなんと日本が開発しました。そう、皆さんもご存知の「きぼう」です。現在、きぼうでは世界中からオーダーされた宇宙環境でしかできない物理学から医学にわたる基礎研究の実験が行われています。
今回の取材はスタッフもテンションが高いです。なぜなら新型レヴォーグをすばる星空倶楽部で紹介できるから。しかもグレードはSTI Sport EXでエアロパーツも装備されています!
道中の高速道路ではアイサイトXも試してみたいです。アイサイトXの最先端テクノロジーを支えているのは準天頂衛星システム「みちびき」。国際宇宙ステーションの「きぼう」とは直接関係ないとしても、広く捉えれば日本の宇宙科学の発達が可能にした技術の結晶です。ISSに出逢うにはもってこいのSUBARU車です!
冬晴れの晴天に恵まれた取材日。最初に訪れた東京タワーの足元で、観賞グッズの双眼鏡をピックアップしました。恵比寿のSUBARU本社から15分ほどの道のりを、ドライブモード【COMFORT】で走ってみましたが、「えっ!? 」その静粛性にびっくり。別次元です。新採用の可変減衰力電子制御ダンパーや強化されたボディ剛性、そしてSGPの採用などによるものでしょうか。
ISSの観賞地は都内でも空の広い湾岸エリアへ。今回は近距離ですが、あえて首都高速に乗りました。自動車専用道路でアイサイトXを試しましたが、こちらもびっくり。レインボーブリッジあたりの首都高はカーブも結構きつい箇所がありますが、それにもかかわらずクルマは車線の真ん中をキープ。アクティブレーンチェンジアシストの位置取りといい、まるでプロドライバーさながらの運転でした。
お台場海浜公園
新型レヴォーグから採用されたSUBARU車の新しいデザイン概念「BOLDER」。前傾デザインから後方へ流れる塊感のあるボディデザイン。ボディから張り出したフェンダーラインは真横から見ても際立ちます。
オリンピック会場予定のお台場湾岸エリアは、歩車分離が整備されたスポーティなイメージがあります。街の雰囲気にぴったり、アスリートのような印象の新型レヴォーグです。
青海南ふ頭公園
約90分で地球を1周しているISS。しかし地表にいる私たちが観賞できるのは、太陽光を反射しつつ空が暗い朝か夕方です。日本上空の通過ルートも日によって異なるため、前もって情報を入手する必要があります。そこで便利なのが「#きぼうを見よう」というJAXAのサイト。見える方角と仰角、出没予想時刻まで細かく割り出されているので観賞時に非常に役に立ちます。
#きぼうを見よう
星座観察のために開発された、倍率2.1倍、口径42mmの双眼鏡。星空を広く観賞したい方におすすめです。ISSのように動く天体は、広い範囲を見渡せるので便利です。
前もって申し上げると、移動するISSを静止画で明るく収めるのは難しく、当日見えた軌跡をもとに加工して掲載しました。出没時間は5〜6分。低いときもあれば高いときもあります。
それにしても不思議ですね。地上400kmの彼方で人が搭乗してるのです。高倍率の天体望遠鏡にカメラをセットした特殊な撮影を行うとこのように映ります。
※動画上ではチラつきがありますが、実際はスムーズな光の動きです
※最高解像度(HD)推奨
こちらは別の日にカメラマンが、空が開けている場所に移動して撮影した動画です。動画の方が撮りやすいでしょう。最新機種のスマホなら十分です。
いかがでしたでしょうか。ISSは日によって都内でも見ることが出来る人工衛星のひとつです。ミニマムツーリズムの目的のひとつに加えてはいかがでしょうか?
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