すばる星空倶楽部

SUBARUのある星景

SUBARUのある風景

本取材はコロナウイルス感染拡大予防対策を徹底した上で実施しました。星空観賞等で外出をされる場合は、国や各地方自治体の感染拡大予防ガイドラインをご参照ください。

待ちに待ったニュルブルクリンク24時間レースが開催されます!

スバルモータースポーツファンの皆さま、SUBARUが3年ぶりにニュルの地に帰ってきました! SUBARU WRX STI NBRチャレンジ2022 の開幕です。私たちにとって初夏といえばニュル。勝利のニュル! 寝れないニュル! 歓喜のニュルです! 5月の7~8日で予選、24日から本戦のレースウィークとなります。沢田拓也監督は「再び多数の観客の前で、WRX STIが力強く走る姿をお見せしたい」とのコメント。そしてその予選1日目の速報では、SUBARU WRX STI はノートラブルで3時間18周を走破。総合で31位完走という結果で予選レースは幕を閉じました。

星空倶楽部は、ノルドシュライフェに行った…つもりで応援!

ニュルブルクリンク24時間レース

新型コロナウイルス感染症の流行以前は、世界中から毎年20万人以上のファンが集まるニュルブルクリンク24時間レース。今年2022年は過去2年間に動員できなかった北コース(ノルドシュライフェ)も入場可能に。コースを囲むように広大な敷地にびっしりとテントが貼られ、ビールとバーベキューと共に盛り上がった観客が声援を送る光景が見られそうです。
そんなわけで、わが星空倶楽部も今回はキャンプスタイルで日本の星空の下からSUBARU/STIチームを応援したいと思います。


納車ほやほやの新型WRX S4 STI Sport R EX 「ほぼフルオプ」で星空参戦!?

さて。周知のとおり、私たち星空倶楽部のスタッフの多くは#スバコミ事務局員も兼ねています。じつは先月4月に#スバコミ事務局では3代目となる#スバコミ車が納車されました。な、なんと! 新型WRX S4 STI Sport R。しかもアイサイトX搭載のEXタイプ! さらにエアロパーツなどはSTIパーツのほぼフルオプションが装着された本格派なんです!

WRX S4 STI Sport R

WRX S4 STI Sport R

周囲の「ガチっすね」というプレッシャーに耐えられないため、トランクスポイラーはさすがに遠慮しましたが、ニュルへの参戦経験から産み出されたスポーツパーツを纏ったロードゴーイングレーシングカーで星空参戦ならぬ観賞?は、SUVに流れがちの星空倶楽部として、かなり硬派な試みとなります。

WRX S4 STI Sport R

WRX S4 STI Sport R

WRX S4 STI Sport R

先代よりも車長が75mm長くなって高級セダンの雰囲気がさらにUPし、高級スポーツセダンの仕上がりになっています。この独特のバランスは内装にも顕れています。肌触りの良いウルトラスエードの高級感とホールド感がっちりのRECAROシートが両立しているんですから。SUBARU WRX S4以外で「スポーツ」と「高級」が両立しているセダンは、中々見かける事がありませんね。

ロードゴーイングレーシングカーならサーキットでクルマならし運転。

エビスサーキット

走行距離50kmの新型SUBARU WRX S4に乗車して私たちが向かったのは、福島県二本松市にあるエビスサーキット。全体的にコース属性はドリフト向きですが、安達太良山の裾野という地形を活かした最大標高差67mある東コースは日本屈指のマウンテンコースでもあるので、登り坂を駆け上がる2Lから2.4Lに排気量が拡大したトルクフルな加速力を試してみたくなりました。

メインストレートの強烈な登り

まずメインストレートの強烈な登り。走行モードはS#アクセルを踏み込むと強力なダウンフォースで路面に吸いつくように加速して駆け上がりました。

第1コーナーは上り勾配を利用して十分に減速。ブリッピングを駆使した素早いレスポンスでシフトダウンし、しっかりインをつきます。コーナー出口はS#モードの加速力を体感したいところですが、直後にS字が控えているので立ち上がりはそんなに踏み込めません。

第1コーナー

サーキット走行で選手さながらの気分

ヘアピン突入前

ヘアピン突入前はちゃんとフルブレーキ。コーナー前で十分に減速して4本のタイヤで制動することを心がけました。目的は慣らし運転。タイムアタックじゃありません(笑)。

サーキットを走ってみて改めて思うのは、エアロパーツの効きですね。安定感が半端ない! 基本的に公道ではドライバーが自覚するほど乱気流を感じたりしませんが、サーキットでポテンシャルを開放すると空力が安定している操縦フィーリングを実感できました。さすがSTIです。

サーキットを走ってみて改めて思うのは、エアロパーツの効き

サーキット走行を終えたら、併設のサファリパークへ自走で入場!?

東北サファリパーク

エビスサーキットはとってもユニークなサーキット。なんと東北サファリパークが併設されています。「サーキットレーシングの次はオフロードかよ!?」ふふっ。何言っちゃってるのかな。 WRX のもう一つの顔はラリーカーじゃないですか! まあさすがにリフトアップしてませんけども。というかクルマに慣れすぎの動物たち。水平対向エンジンの「デュロロロロロ」に臆することなくエサを目掛けて向かってきました(笑)。

十間道路桜並木<

白石川堤一目千本桜

権現堂堤の桜


ニュルブルクリンクの観戦にあやかってドイツ的キャンプで星待ち

スポーツカーなのにセダンの実用性

SUBARU WRX S4 の凄いところの1つは、スポーツカーなのにセダンの実用性を備えているところだと思います。キャンプ道具を積んでレーシングサーキットを走っちゃうんですから(走行時はさすがに下ろしましたけど)。考えられます?

幕営したのは二本松市内にある「さくらブッシュクラフトフィールド」。ブッシュクラフトの名が示すとおり、直火オーケーの硬派なキャンプ場です。薪は伐採されて至るところに放置された広葉樹。駐車場では使い込まれた某社の4WD車両のとなりにSUBARU WRX S4 を横付けしました。

さくらブッシュクラフトフィールド

ソーセージとライ麦パン

ドイツ料理といえばソーセージとライ麦パンでしょう。おき火となった薪グリルで調理開始です。

この素朴な感じがいいですね。キャンプ料理はいろいろありますが、新緑の森の香りをかぎながら頬張るライ麦パンのソーセージサンド。きっとニュルブルクの森はこんな感じなんですかね。いつかは現地で応援に行ってみたいものです。

ライ麦パンのソーセージサンド

サーモス保冷缶ホルダー

サーモス保冷缶ホルダー
(350ml専用)

缶をセットするだけ!飲みごろ温度をキープする保冷缶ホルダー。本体の外側に熱を伝えない真空断熱構造により結露しないため、手を濡らさずに冷たいドリンクを楽しむことができます。

詳しくはこちら

焚き火を囲んで想い出す、SUBARU WRX STI NBRチャレンジ。

焚き火を囲んで

焚き火を囲みながらSUBARU WRX STI NBRチャレンジの歴史について、若いスタッフにベテランスタッフがとつとつと語り始めました。
やはり印象的なのは2018年でしょうか。雨と濃霧という非常に厳しいコンディションの中、残り1時間を切ったところで突然発生したエンジントラブル。メカニックの必死の努力で残り20分でレース復帰できたときの喜び、そして再発を危ぶむ不安。優勝を決めた瞬間の歓喜と脱力感は今もなお語りぐさとなっています。あの戦いでSUBARU WRXシリーズのファンになったオーナーは多いと思われます。世界一過酷なレースで戦い抜いた信頼と技術が、人々を惹きつける SUBARU WRXシリーズの魅力なんですね。

SUBARU WRX

夕焼け


春の星空にもサーキット並みの”ビッグカーブ”あり!

春の大曲線 北の空を昇りつつある「北斗七星」を見つけられるでしょうか。北斗七星はおおぐま座のお尻に当たる一部です。尻尾のカーブを伸ばしていくとアンバーな光を放つうしかい座のアルクトゥルスがあります。さらにカーブを延長すると今度は白色をしたおとめ座のスピカです。またさらに延長するとからす座があって、北斗七星からからす座までのカーブを「春の大曲線」といいます(写真はスピカまで)。

アークトゥルスとスピカ

宵に撮った写真で見るとアークトゥルスはハロゲンランプのような黄色を帯びた光、スピカはLEDライナーのような白い光です。つい、星を語るのにクルマ用語が出てしまいます。
ちなみに、スピカはおとめ座の最も明るい恒星で、ラテン語の「女神の持つ麦の穂」を名前の由来としています。ライ麦パンを食べながら眺めるおとめ座は、なんだか贅沢な気分です。

北斗七星にはあの死兆星で有名なアルコルがあります。古代アラビアで視力検査に使われていたことは有名ですね。日本では柄杓星と昔から言われてきたましたが、ぐっと回転して引っ張り上げる感じが、なんかシフトレバーに見えるのは私だけでしょうか。ちょっと運転しすぎたかもしれません(笑)。

アルコル

サーモス保冷缶ホルダー

CELESTRON 天体望遠鏡
Travel Scope 70 with Back Pack

地上の風景や天体観測に使用できるブラックパーツがスタイリッシュな初心者向け望遠鏡です。接眼レンズは中倍率40倍(10mm)と低倍率20倍(20mm)を付属。明るく、広い視野が確保されるため望遠鏡初心者でも大変覗きやすくなっています。地上の自然観察はもちろん、気軽な天体観測までお楽しみいただけます。当日はミザールとアルコルがばっちり観察できました。
コンパクトに収納でき、ザックで背負えるのもポイントですね。星空がもっと近くなった気分です。

詳しくはこちら

SUBARU WRX STI NBRチャレンジ2022を応援しよう!

今回は星空倶楽部スタッフ内でニュルに盛り上がりつつ、サーキット走行にラリー走行(サファリパーク)、キャンプと、改めてSUBARU WRX S4の実力とユーティリティ性を実感した星旅でした。
5月24日から始まる本戦が楽しみです。おもいっきり楽しみましょう!

アークトゥルスとスピカ

アルコル

翌日は二本松城へ立ち寄って帰りました。ニュルは4名ですが、私たちもドライバー3人体制を敷いていたのでご安心ください(笑)

SUBARUのある星景 一覧を見る

#スバコミサイト内検索
マイスバル