すばる星空倶楽部

SUBARUのある星景

SUBARUのある風景

本取材はコロナウイルス感染拡大予防対策を徹底した上で実施しました。星空観賞等で外出をされる場合は、国や各地方自治体の感染拡大予防ガイドラインをご参照ください。

中秋の名月を観に行く。

本編を取材した日は9月10日(土)。2022年の中秋の名月の日でした。「満月」は太陽と月の間に地球が入り、太陽・地球・月が一直線に並んだ状態をいい、日本では“望月(ぼうげつ、もちづき)”ともいいます。その由来は満月が地表を明るく照らし、文字どおりの展望が開けることからです。特に秋の望月の頃は「中秋の名月」と呼ばれ、昔から親しまれてきました。

豊穣の季節のドライブ。舞台は福井県若狭地方へ。

中秋の季節といえば日本中の景色が黄金色に輝く時期です。舞台に選んだのは福井県の若狭地方。
当地では嶺南(れいなん)と呼ばれる一体は、深い入り江が刻む美しい海辺のドライブスポットがいっぱいあります。


若狭和田ビーチで、ライフセーバーカーに「お疲れ様」。

ライフセーバーカー

初めに訪れたのは若狭和田ビーチ。美しく安全な海であることを証明する国際環境認証「BLUE FLAG」をアジアで初めて取得した有名な海水浴場です。おっと! SUBARUライフセーバーカーが停まっているではありませんか。今年はコロナで学生たちが集まりづらかったと聞きます。ライフセーバーの皆さんの一助となって活躍してくれたことでしょう。海水浴客を守ってくださりありがとうございました。

若狭和田ビーチ

評判に違わぬ美しい海辺。すでに海の家などは閉まっていましたが、釣り客やサーファーのみなさんがのんびりと愉しんでいました。
学生時代はもれなく陸(おか)サーファー(1990年代に出現したファッションだけサーファー風の若者)だった#スバコミ事務局のおじさん2人。
「ここらへんに生まれてたらサーフィンやってたよね….」
「…だよね」
互いの古傷に塩を塗り合うと、秋風がしみてきました。

若狭和田ビーチ


安倍晴明の嫡流が眠る土御門家ゆかりの地へ。

おおい町名田庄

次に海から山へクルマを走らせました。おおい町名田庄は安倍晴明の嫡流である土御門家三代の墓所があります。室町時代に朝廷から土御門家は天皇家の健康長寿を祈祷する泰山府君祭の料として名田庄を与えられました。しかし応仁の乱によって京都から焼き出されるとこの地で隠棲します。戦乱とはいえ、陰陽道の天文と暦づくりの大事な務めは期間を開けるわけにはいかなかったことでしょう。

おおい町では約120年間行われた暦づくりにちなんで、道の駅 名田庄の敷地内に暦会館があります。明治初頭まで採用されていた太陽太陰暦の資料が展示されています。すばる星空倶楽部として一度は訪れてみたいスポットです。

暦会館


天候不順。観賞を断念するも、スバリストに遭遇!?

うーん。天気がいまいちです。

うーん。天気がいまいちです。撮影予備日で入った9日の夜はじゃぶじゃぶの雨でした。中秋の名月本番の10日はなんとしても晴れてもらいたいもの。
「善行が必要です。地域貢献しにいきましょう」と事務局員。合点し、地元のグルメを満喫しに行きました。

そこで知り合った気の良い地元の男性客(30代)と話し込むとレガシィBP5のオーナーではありませんか。「あたし。XVやでぇ」とまさかの女性店員も!? 雨で他の客もなく、ゆくりゆくSUBARU話で盛り上がった夜でした。
翌日10日は朝から変わらずの曇り。もっと貢献するべし。昨夜教えてもらった名店で、焼き鯖寿司と越前そばを謹んでお腹に収めました。

焼き鯖寿司と越前そば


地域貢献が天に届く。敦賀の夜で中秋の名月を観賞。

なかなか雲が開けません。

明くる10日。中秋の名月の日です。天気アプリとにらめっこしながらも、なかなか雲が開けません。
「こうなったら敦賀でいちばん美味い寿司屋だ!」
追い詰められて冷静さを失った事務局員2人は地域貢献のダメ押しにかかります。ヤケクソです。
「なんて報告しよう。あ、関東は晴れてる…」
半月前の天気予報で若狭を選んだ我々でしたが裏目に出ました。目の前の若狭湾の幸が喉を通りません。すると暖簾を仕舞いに出た寿司屋の旦那さんが

「お客さん。外出てみなはれ。月が出とる」と満面の笑顔。我々の会話が気になっていたのでしょう。
「へっ!? 本当ですか」
寿司屋に持ち込んだ無粋な三脚とカメラザックを背負って飛び出しました。。なんと、雲の切れ間から満月が顔を覗かせているではありませんか。
それから敦賀港まで歩くと夜空がいよいよ明るくなりました。遠くの山並みが見えます。
これぞ望月です。パチパチパチ。

雲の切れ間から満月が


スマホで中秋の名月を撮る。

CELESTRON 天体望遠鏡 StarSense Explorer LT 80AZ

ホテルに戻ってVixen が販売する「CELESTRON 天体望遠鏡 StarSense Explorer LT 80AZ」に、接眼レンズにスマホを装着する専用のアダプターを取り付けました。スマホのレンズがピタッとセットできるように上下、左右、前後と調整できます。単純な原理なのですが、操作性が良いのですんなり合わせられました。カシャ。電子シャッター音が響きます。
「撮れた。すごくない?」

「思ったよりカンタン!」
ホテルの駐車場でおじさん2人は妙にテンションが上がってしまいました。
ちなみに今週末10月1日(土)に群馬県谷川岳で開催予定の「天空のナイトクルージングSUBARUSpecialデイ」(締め切り・抽選済み)でも、天体望遠鏡で星空観賞が愉しめる予定です。

天空のナイトクルージングSUBARUSpecialデイ

CELESTRON 天体望遠鏡 StarSense Explorer LT 80AZ

CELESTRON 天体望遠鏡 StarSense Explorer LT 80AZ

専用アプリ「StarSense Explorer」をダウンロードしたスマートフォンを天体望遠鏡に装着すると、アプリが自動的にスマートフォンのカメラで星空を撮影。天体データと星空認証することで、スマートフォン画面を見ながら観測したい天体を探せる機能が最大の特長です。

詳しくはこちら

CELESTRON オプションパーツ NexYZユニバーサルスマホアダプター

CELESTRON オプションパーツ NexYZユニバーサルスマホアダプター

天体望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡などの接眼部にスマートフォンを装着するためのアダプターです。月から微生物の撮影まで、スマートフォンカメラで手軽にお楽しみいただけます。3方向(X、Y、Z軸)の微動調整が可能。優れた操作性でスムーズにカメラ位置を合わせることができます。

詳しくはこちら

待ち望んだ中秋の月見。待ち望む星空イベント。

2018年から始まったすばる星空倶楽部も丸4年が経ち、この秋から5年目を迎えます。コロナの影響で好評いただいている星空ツアーを2年開催できていませんが、今週末の谷川岳から少しずつ規模の様子を見ながら星空イベントを企画していきたいです。そう、お月さまに誓い願う事務局員2人でした。

中秋の名月


若狭地方のスタンプラリースポット

今回の月旅で見つけたスポットです。

田烏の棚田

田烏の棚田

小浜市街から東に位置する内外海(うちとみ)地区に。百人一首の舞台になった棚田です。海を背にした棚田の風景は日本の原風景の一つです。

道の駅三方五湖

舞鶴若狭自動車道のパーキングエリア。スマートインターチェンジも併設されています。三方五湖が一望できます。

道の駅三方五湖

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