すばる星空倶楽部

SUBARUのある星景

SUBARUのある風景

本取材はコロナウイルス感染拡大予防対策を徹底した上で実施しました。星空観賞等で外出をされる場合は、国や各地方自治体の感染拡大予防ガイドラインをご参照ください。

すばるを追いかけた冬のクルマ旅

すばるの観賞をテーマに連載してきた冬のクルマ旅も今回が最後となります。この冬もステキな星空と人に出会えました。くわしくはバックナンバーをご覧ください。
春のすばるは西の空にあります。日の入りは1日ずつ長くなるのに、すばるは1日ずつ地平線に沈むのが早くなるので、こちらが思っているより駆け足で見えなくなります。市街地の明かりを考慮すると観賞は4月半ばで20時が限度かもしれません。


春色のクルマに乗って♫ 海辺の三浦半島へ。

東京に住んでいたり、働いていると、菜の花の開花など春の便りが房総半島や三浦半島、伊豆半島からやってくることに気づきます。そういえばすばる星空倶楽部でも21年3月に伊豆半島、22年3月に房総半島を舞台にしました。黒潮の流れに棒を差したような半島の沿岸は海洋性気候と相まって内陸に比べれば段違いの暖かさです。
はい。ということで、今回は首都圏で3つ目の大きな半島、三浦半島へやってきました。

戦艦三笠

まずは東側の横須賀からクルマ旅はスタート。「坂の上の雲」が大好きな#スバコミ事務局員は、三笠公園で戦艦三笠に敬礼です。
ロシアのバルチック艦隊を日本海対馬沖で迎え撃った三笠を旗艦とする連合艦隊。秋山真之中佐が大本営へ打電した「本日晴朗なれども波高し」はあくまで戦況説明でしたが、明治の40年間に急速に国力を高めていった日本の世界的な立場と、その後の躍進、そして波乱を予兆する名文でした。

SUBARUにゆかりある横須賀。

じつはSUBARUと横須賀にはつながりがあります。SUBARUの創業者中島知久平は日本帝国海軍の技術士官としてキャリアをスタート。この横須賀にあった横須賀鎮守府海軍工廠で国産水上機の開発に勤しみます。欧米視察で先進国の航空技術を目の当たりにした知久平は、日本の民間航空産業を興す決意を固めて海軍を退役。海軍技術士官の後輩たちをスカウトして中島飛行機(当初は飛行機研究所)を設立しました。今でいうベンチャー企業ですね。若き起業家には晴朗な未来が映っていたことでしょう。

米海軍横須賀基地 手前は護衛艦くまの。奥は旧横須賀鎮守府のあった米海軍横須賀基地。

新多用途ヘリコプターUH-2

今でも航空産業の一翼を担うSUBARU

昨年6月。SUBARUは陸上自衛隊に新多用途ヘリコプターUH-2初号機を納入しました。UH-2は民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」を共通プラットフォームに、陸上自衛隊向け仕様を織り込んだ機体です。空中安定性や自動操縦など旧式から大幅に性能向上したことによって、被災地救助などでは最大限の活躍が期待されます。


#スバコミメンバー紹介!

関ケ原の前夜、2時から3時に見えた星空 三浦市の三崎地区に入って藤沢市からお越しのsino07さんと奥様と合流しました。愛車は2020年式レガシィアウトバック(BS9)です。
Sino07さんは、2007年からGH→GR→GP→GT、それにこの2020年式レガシィアウトバック(BS9)と短い期間にSUBARU車を5台乗り継いでいるスバリスト。それまでもさまざまなクルマを乗車されてきましたが「じつはね、SUBARUは性能に対するコスパがいいんです」と、クルマ通ならではの回答を頂きました。とくに走行安定性と衝突安全性能を気に入ってらっしゃるようで、「アイサイトのオートクルージングで長距離ドライブがとても楽になった」とおっしゃっていました。

三崎の街並みを散策。

三崎の街並み

Sino07さんご夫妻とは三崎の街を散策しました。横須賀出身のsino07さんは若い頃から三崎によく遊びに来られたとか。「ツーリングで来ましたが、こうした昭和のレトロな街並みもあるなんて知らなかった」と驚きの様子。

チャッキラコ三崎昭和館では雛人形が展示されていました。旧暦でひな祭りは4月初めなんですね。

チャッキラコ三崎昭和館

三崎といえばマグロ

奥様は「海辺の街はお魚がとにかく美味しいから好き」とのこと。ここ数年、休日は愛車アウトバックを走らせてご夫婦で茨城県の大洗によく行かれているそうです。
三崎といえばマグロ。ご夫妻はお昼を済ませていたので、#スバコミ若手スタッフがおいしく頂きました。

2020年式レガシィアウトバックの魅力の一つは2.5L 水平対向4気筒DOHCエンジンです。実用域でのトルクが厚く、中低速から高速域まで淀みなくなめらかに拭け上がる軽快な走行性能と省燃費性能が両立されています。アップダウンの多い岬地形で遺憾なく発揮しました。

三代目アウトバック

星待ちタイムでまさかのアイテム登場!?

まさかのアイテム登場!?

双眼鏡などの光学機器を取り扱っているVixenからお借りした双眼鏡を出そうとすると「SUBARU星空ツアーに参加したのがきっかけで双眼鏡を買ったんですよ」とMY双眼鏡を取り出したsino07さん夫妻。お二人はかつて秩父と富士見パノラマのSUBARU星空ツアーに参加されたそうです。いやいやそうですか。私たちとお会いしてたんですね。びっくり。
取材日の日中は雲ひとつなく晴れていたので期待が高まってきました。。。

MY双眼鏡を取り出したsino07さん夫妻

Vixen 双眼鏡 アトレックライトII BR6×30WP

Vixen 双眼鏡 アトレックライトII BR6×30WP

オーソドックスデザインが冒険心をくすぐるコンパクトなアウトドア双眼鏡。
小さな手でも扱いやすいコンパクトなフォルムと軽量設計。目幅の狭いお子さまも合わせやすく、初めての双眼鏡にもおすすめ。PFMコート、撥油コート採用、防水設計で機能にもこだわった1台です。


詳しくはこちら

なんてこった! 日没後から突然立ち込める雲

日没後から急激に雲が立ち込めました

ところがです。あれだけ晴朗な空だったのに、日没後から急激に雲が立ち込めました。天気予報アプリでも予想されなかった雲です。自前の双眼鏡までお持ちいただいたのにガックシ。後からわかったことですが、伊豆諸島沖に小さな低気圧が発生したためでした。「星はしょうがないわよ。天気だけはコントロールできないから」とむしろ奥様は私たちを慰めてくれました。

まさかのアイテム登場!? 後日、スバコミ事務局員が山形県酒田市で撮影してきた星空と愛車アウトバックを合成し、sino07さんにプレゼントさせていただきました。

ほんのしばらく、さようならすばる。

ほんのしばらく、さようならすばる。

すばる

いかがでしたでしょうか。
都市部の場合、肉眼ですばるが観られるのは4月半ばぐらいまでです。光害の少ない場所で地平線まで晴れたら5月中も観察できます。まだ観ていない方は、宵の暗くなった西の方角をぜひお探しください。
とはいえ7月中旬になれば早朝3時に仰角30度にまで上がります。すばるが見えないのはわずか1ヶ月程度の期間なんですね。

ほんのしばらく、さようならすばる。
来月からは春の星座を堪能しましょう。


三浦半島のスタンプラリースポット。

冬の天神浜

三崎生鮮ジャンボ市場
三崎で採れた地魚をはじめ活魚・鮮魚・お刺身や冷凍マグロ。エビやカニ・干物、海藻類(乾物含め)なんでも揃っています。 さらにおすすめは三浦半島の野菜です。三浦大根のおいしさを知っている方は行くべし!

チャッキラコ三崎昭和館
三崎の歴史ある蔵造りの建造物のなか、たたずむこちらのスポットは、豊漁・豊作や商売繁盛を祈願して踊られる、チャッキラコの資料を観ることができます。この街に住んでいた方々の想いを知ることで、さらに楽しくグルメを満喫できるでしょう。

チャッキラコ三崎昭和館

冬の天神浜

城ヶ島
神奈川県最大の自然島で県立城ヶ島公園や灯台など、複数の観光スポットを有しています。#スバコミスタッフが食べたマグロ丼もこちらでいただきました。

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