すばる星空倶楽部

SUBARUのある星景

SUBARUのある風景

夏だ!海だ!SUBARUに乗って九十九里のブルーを駆け抜けよう

九十九里のブルーを駆け抜けよう

どこまでも広がる青い空、迫力ある白い入道雲。夏のドライブの醍醐味は、鮮やかな自然の景色が広がる道路を走る爽快感です。休日には友人や家族との愉しい会話や思い出の曲が流れる中で、日常の喧騒から解放され、心身をリフレッシュするためハンドルを握る方も多いのではないでしょうか。そんな皆さんにおすすめできるドライブルートが、開放感あふれる夏の海岸線です。海辺の風景は美しく、広大な水平線や青い海が心を癒やしてくれます。海の景色はリラックス効果があり、ストレスを軽減する助けになるとされています。

いつまでも車窓に流れる砂浜の海岸線、九十九里浜に行ってきました

どこまでも続くブルーを求めて#スバコミ事務局が今回向かったのは、千葉県外房地域に位置する、約66キロメートルにわたる美しい海岸線、九十九里浜(くじゅうくりはま)です。名前の由来は、源頼朝が太東岬(たいとうみさき)から刑部岬(ぎょうぶみさき)の間を1里とし、1里ごとに矢を立てたところ99本に達したことからと言われています。東京都心から車で約2時間ほどのアクセスであり、多くの人々にとってリゾート地や観光地として人気があるスポットです。


スタート地点は御宿市の“月の砂漠”?!

月の砂漠記念公園

ラクダに乗った王子と姫の銅像

長い海岸線ドライブのスタート地点は夷隅郡御宿町にある月の砂漠像のある“月の砂漠記念公園”から。ここは大正時代に活躍した詩人・抒情画家『加藤まさを』作詞の童謡『月の沙漠』のモデルとなった海岸です。登場するラクダに乗った王子と姫の銅像が公園内には設置されています。取材日当日は天候に恵まれた土曜日ということもありイベントも開催され、多くの観光客で賑わい盛り上がっていました。

ラクダに乗った王子と姫の銅像


どこまでも続く水平線と360度の大パノラマ

蓮沼海浜公園

白い巨塔

遊園地

海岸線をしばらく北上すると白い巨塔が見えてきました。果てしなく続く海岸線を見るのにピッタリな展望塔は地上約30m。早速昇ってみると、あふれる緑とまばゆい陽光、そして頬を撫でる潮風に包まれ、あたかも空を飛んだ気分になりました。ここは全長4kmにわたる広大な敷地にホテルやログハウス、ウォータープールやテニスコートに野球場、そして遊園地まで季節を問わず老若男女が存分に楽しめる『蓮沼海浜公園』。ここはまるで九十九里浜の中にあるオアシスのようでした。


ブルーに映える、白いインプレッサWRX STI

白いインプレッサWRX STI 今回お会いしたのは都内在住のkomakoma(以下K)さん。とにかくドライブが大好きで全国津々浦々、休日だけで年間2万キロ走行されるSUBARUオーナー。カーライフ専門のSNSでは「Snow White〜白いスバル車」というグループの代表をされており、2ヶ月に一度メンバーでツーリングを行っているそうです。「私は青い車に乗ってる人のようにメカは詳しくないし、やっぱり白い車って絶対数が多いじゃないですか。参加の敷居をなるべく低くして幅広い方とツーリングがしたかったので」と語るKさん。立ち上げのきっかけも聞かせていだたき、ほっこり優しい気持ちになりました。そんなKさんの愛車は希少なEJ25+AT仕様のGRFインプレッサWRX STI。まるでオーナーの人柄を表すような力強さと優しさを持った上品な印象です。

品のあるエクステリアは上級者の証

WRX STI
WRX STI

メカニカルに詳しくないと冒頭で聞いていたので#スバコミ事務局員は「???」と頭が処理しきれません。目の前には上級者と言っても過言ではないセンス溢れる、さりげないドレスアップのインプレッサWRX STIが目の前にあるではないですか。聞くと、普通免許をとってまだ10年と仰られ、自動車関係に勤めていたご子息が乗っていたこの車をそのまま譲り受けて、愉しくアクティブに活動しているそうです。“狐の子は頰白”ならぬ、“狐の親も頰白?”車好きの血は抗えないものですね。

キラリとセンスの光るドレスアップポイント

フューエルリッドに輝くのはエンボス加工の効いたニュルブルクリンクの3Dステッカー。今年も5月にWRX S4が24時間耐久レースに参戦しクラス2位の完走を果たした「ニュルブルクリンク」ですが、そのニュルのコースレイアウトがさりげなく光っています。親子で応援しいる様子がまぶたに浮かびました。

フューエルリッド

オフィシャルのテディーベア

車内にはSTI30周年を記念したスペシャルアイテム、STIのロゴが輝くオフィシャルのテディーベアがお行儀よく座っています。STIチームの挑戦を支える話題のまかない飯「ニュルカレー」を再現した「チャレンジカレー」とセットで当時販売していました。そして、奥に写るのが三鷹STIギャラリーに設置された自動販売機で購入したオリジナルマスコット。さりげなく置かれる愛らしいキャラクターにもSTIの血統が流れていました。

GR系インプレッサWRXは本来、左右2本出しのマフラー。この車両にはFUJITSUBO製の左側シングル出しに換装されているだけでなく、右(運転席)側の開口部をスマートに塞ぐバンバーカバーで見た目も綺麗に処理されています。こういった細かいディテールにもセンスを感じることができるのです。

マフラー

ずっとSUBARU。これまでもいつまでも

WRX STI
komakomaさん

Kさんが初めてハンドルを握った自動車免許の教習車がインプレッサスポーツ。初めはレガシィを乗り、その後ご子息から受け継いだインプレッサWRX STI。走行距離はまもなく17万kmを迎えます。昨年ラジエターの不具合により三週間の整備入庫でお別れも覚悟したそうですが、このパワーとサイズ感のバランスは他には替えられない唯一無二の存在で、これからも大切に乗り続けていくつもりだそうです。


マジックアワーに浮かんだ三日月

過去に星空ツアーに申し込んで参加できなかったこともあり、今日は綺麗な星空を見てみたいと期待が高まるKさん。お話を伺ううちに空は徐々に暗くなり、西の空に細い月齢2.7日の三日月が浮き出てきました。Kさんの希望を少しでも叶えようと#スバコミ事務局が所有する望遠鏡で月を観望しました。

望遠鏡で月を

細い月齢2.7日の三日月

アイピース(接眼レンズ)を変更し、倍率を上げていくと月の陰影の境目にクレーターが大きく見えてきました。普段見慣れている月と違って、望遠鏡で覗いた月の様子にとても満足したKさん。そして、天の川を見るため近くのスポットへ移動します。

Vixen 天体望遠鏡 ポルタII A80Mf

Vixen 天体望遠鏡 ポルタII A80Mf

初心者からベテランまで抜群の剛性と安定性で人気のポルタII経緯台。簡単な操作で直感的に扱える天体望遠鏡システムは月面や火星観察にもおすすめの入門機です。オプションパーツ(別売)併用で月面写真撮影も可能のベストセラーの天体望遠鏡です。


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九十九里浜の最終地点が今回の星空スポット

やってきたのは九十九里浜の東端に位置し、銚子市からつづく切り立った断崖、屏風ヶ浦の南端でもある刑部岬。当日は天の川が肉眼でも濃く見えるほど条件に恵まれていて、一度で三度おいしいスポットになりました。Kさんとはここで記念撮影してお別れをし、夏の濃い天の川を撮るべく海岸で機材をセットします。


素敵な星空の想い出は写真がオススメ

天の川 天の川は英語で“Milky Way”と呼ばれ、近年では他に「素晴らしい」「すごい」といった肯定的な感情や状況を表現する際に用いられるようです。きっと肉眼で見た天の川がとても素敵だからでしょう。そんな素敵な星空の想い出を残すために写真で撮るのもオススメです。最近はデジタルカメラのみならず、スマートフォンでも性能が高いので条件が揃えば手軽に撮影でき、肉眼で見るよりも多くの星が写ります。今までも沢山の天の川を撮影してきた#スバコミ事務局ですが、この天の川の素敵な想い出を写真に収めるべく、望遠レンズで撮影にチャレンジしてみました。そこで今回の撮影アイテム『ポータブル赤道儀』の登場です。どんな写真になるか愉しみです。

Vixen ポータブル赤道儀 星空雲台ポラリエU

Vixen ポータブル赤道儀
星空雲台ポラリエU

手軽に持ち歩けるコンパクトな自動追尾装置。天体の日周運動に合わせてカメラを動かし、長時間の露出でも星を点像としてとらえる自動追尾撮影をするための星空雲台です。スマートフォンと連動することにより、他にもインターバル撮影、タイムラプス撮影など、複雑な撮影制御が可能です。


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星の日周運動を追いかける赤道儀での撮影

いて座付近の天の川 夏の夜空に輝く天の川は、いて座付近が最も太く明るく見えます。これは私たちが属する銀河系の中心付近が地球から見て、いて座の方向にあるためです。今回そのエリアを狙い撮影してみました。そこにはカラフルに光る干潟星雲などの散光星雲も多く、小鹿の横顔に見える「バンビの横顔」と呼ばれる部分もくっきり写っていました。

拡大(固定撮影)

拡大(ボラリエUによる追尾撮影)

星が東から西へ動く日周運動は小学4年生で学びますが、写真の場合、広角レンズと違ってレンズが望遠になるほどその移動が大きく写り、星がブレてしまい点に写せません。これでは折角の想い出が台無しです。そこで、今回利用した『ポラリエU』は天体の日周運動に合わせてカメラを動かして(追尾して)くれるので、星の一つひとつが精細に写り煌めく夏の想い出が記録できました。


年間水揚量日本一!大きな魚港のある銚子

白い巨塔

充分な睡眠後の翌朝、30分ほど車を走らせ銚子へ向かいました。沖合は暖流の黒潮と寒流の親潮が交わる好漁場で、全国各地から漁船が入港する水産物流通基地の役割を担っており、水揚数量は全国1位にもなります。その銚子港のシンボルにもなっているこの「銚子ポートタワー」は景色を楽しむのもよし、隣接施設のウォッセ21で港から仕入れた新鮮な魚を食べるのもよし、お土産に買うのもよし、と三拍子揃ったおすすめのスポットです。

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