12 月10 日(日)、静岡県浜松市にある浜名湖ガーデンパークの駐車場を会場に「浜名湖ガーデンパーク SUBARU クリスマスミーティング」が開催されました。「オフ会の開催が減少する冬にSUBARUユーザー同士の交流の場を設けたい」 と、主催者のyuziさんの呼びかけに、SNS を通じて東海地方を中心に東北や山陰といった遠方からの参加者を含め140 台を超えるSUBARU 車が集結しました。クリスマスが近いということもあり、女性陣を中心にサンタクロースのコスプレをしたり、約10社のメーカーによる協賛のもと、豪華景品をめぐって抽選会が行われたりと、大いに盛り上がりました。
かわいいサンタもオフ会にやってきました!
開催当日、朝の空模様は曇天。風はほぼ無風であったものの、全国的に寒波が襲来していることもあり、会場となった浜名湖ガーデンパークは肌寒い気温でした。しかし、そんな寒さをものともせず、午前10時の入場時間よりも1時間以上も前から、事前登録していた参加者のSUBARU車が続々と登場しました。想定以上の来場者に、予定していた開会式の開催が若干遅れてしまうほど。そして開会式での主催者・yuzi さんの「愉しみましょう!」という開会宣言の後、思い思いにSUBARU 談義に花を咲かせる参加者のみさんは笑顔でいっぱいでした。
今回のオフ会は「SUBARU クリスマスミーティング」の名通り、yuziさんの呼びかけに応じた有志の方がサンタクロースのコスプレを披露していました。
主催者&参加者の方へ突撃インタビュー
SUBARUへの熱い想いを聞いてみました
主催者yuziさん
みんなで集まってSUBARUの話をするって、ワクワクしませんか?
最初にyuzi さんとSUBARUの関わり合いについて伺いました。 「現在はレヴォーグに乗って3 年になります。SUBARUは走りのイメージが強く、カスタムをして愉しんでいる人も多いと感じています。自分はそういうところに共感しているのかもしれません。駐車場にSUBARUが停まっているとすぐ隣に停めたくなる、そんなスバリストの一人です。」 特定の車種ではなくSUBARU車全般にこだわったオフ会を開催しているとのことで、そのわけを聞くとこんな回答が返ってきました。 「他メーカーのことを言うのは憚られるのですが、車種別のオフ会やイベントの話はよく聞きます。でもSUBARUだったら全車種のオーナーが集まって、SUBARU全体の話ができる。インプレッサでもレガシィでも共有できる空間がある。メーカーのクルマづくりの思想にも共感できるところがある。だから、私が主催するオフ会は、車種で区切ったりしないで、全車種を対象にしています。これだけの数のSUBARU車が集まるのって、ワクワクしますよね。自動車が好きなら、この感覚を分かってもらえるのではないかと思っています。」 このオフ会で気をつけていたことは? 「みんなが愉しめるようなイベントにすることは心がけていました。ほとんどの人にとって今回のオフ会が年内最後の参加イベントになると思うので。だから、お祭りのような華やかな気分になってほしい。サンタのコスプレを呼びかけたのも、そんな気持ちからです。」 今後の活動についても聞いてみました。 「不定期になると思いますが、この活動は続けていきたいですね。今回は140台を超える参加がありました。当初は50 台くらい集まればいいかな、と思っていましたが、ツイッターで参加を呼びかけたら一週間ほどで100台ほどの申し込みがありました。ガーデンパークの方とも相談して、当初予定していた場所より広いスペースに会場を変更することにして、急ピッチで準備を進めてきたのですが、やはりこれだけの台数ともなると運営していくうえで大変なことが多く出てきます。今のところ大きなトラブルが発生したわけではないですが、反省点もたくさんあります。でもそんな反省を踏まえて継続はしたい。何もかもうまくいくとは思いませんが、参加してくれる方はもちろん、会場周辺の一般の方も迷惑にならないよう、スムーズな運営をスタッフとともに考えていきたいです。」
濵田さん
子供の頃からずっとSUBARUファンです!
神奈川県在住の濵田さん。SUBARU好きのご両親の影響で、ご自身が初めて購入したクルマはもちろんSUBARU車でした。 「両親がフォレスターに乗っていたので、子供の頃からSUBARUのディーラーには家族で出かけていました。試乗では助手席に乗せてもらい、格好いいなと思っていましたから、自分も買うならSUBARUと決めていました。レヴォーグは先進の安全技術が満載ながらスポーティな走りもできる。“優しい顔の皮を被ったオオカミ”って感じのクルマですね(笑)。家族との相談になりますが、車検範囲内で少しカスタムしたいと考えています。運転することが好きなので、ロングツーリングはまったく苦になりません。神奈川県から浜名湖なんて近い方ですよ。今度の年末も、実家がある宮崎まで神奈川からこのクルマで里帰りする予定です。」
佐藤玲奈さん(左)、阿部湧貴さん(右)
SUBARUに魅了された2人、この先もずっと乗り続けたい
佐藤さんは勤務先の福島県から、阿部さんはご自宅ある宮城県から、ともに夜通しかけてこのオフ会に参加したというお2人。それぞれの愛車についてお伺いしました。 佐藤さん:「阿部さんから“レガシィは速いんだ”という話を聞かされるうちに、それならもっと速いクルマに乗りたいという気持ちになり、たどり着いたのがWRX STI です。それまで乗っていたのはオートマの軽自動車だったのですが、これに乗るために免許の限定解除もしました。もう、軽に後戻りはできま せん(笑)。お世話になっているSUBARUのディーラーは素敵な方ばかりで、全体的に良いイメージがあります。だからこそ、これからもずっとSUBARUに乗り続けたいと思っています。」 阿部さん:「クルマの購入に際し、最初は他メーカーのクルマも候補にしていたのですが、速いし、何と言っても見た目がかっこいいのでこのレガシィに決めました。当初は見た目重視でしたが、乗り始めたら乗り味が良くて、不満に思うことは一切ありません。ただ、このようなオフ会に参加するようになって思 うのは、ここでは私のクルマは目立たないですけど…。SUBARUオーナーとして、これからも2人でSUBARU関連のイベントへ一緒に出かけてみたいです。」
仲間たちと、思い思いのスタイルで、SUBARUに囲まれた空間を過ごす
参加者皆さんの想いが届いたのか、お昼過ぎには雲の隙間から青空も。気温も若干上がりました。
協賛するメーカーの一部も出店。参加者の皆さん、お好みの商品は見つかりましたか?
開催地の地元・静岡から参加、SNSを通じて知りあったというフォレスター仲間の皆さん。「年3〜4 回程度は集まって、一緒に走ったり写真を撮ったりしています」。フォレスターに関しては、「高速も、オフロードもとにかく走りが愉しいクルマ」とのこと。
SNSで連絡は取りつつも、実際に会うのは久しぶりという仲間も多いそうです。クルマの話はもちろん、お互いの近況などを話し合う参加者の皆さんとニワトリ(笑)でした。
豪華景品をめぐって大盛況の抽選会
オフ会も終盤、出店した10 社の協賛により、豪華プレゼントが当たる抽選会が行われました。入場の際に配られた番号入りの参加券が抽選箱に入れられ、いざ抽選会がスタート。T シャツやステッカー、キーホルダーなどのアクセサリーのほか、ストラットタワーバーなどの豪華賞品が当たるとあって、この日一番の大盛り上がりでした。
#スバコミからもオリジナルマフラータオルを景品としてラインナップ。見事ご当選された方の中から2名にお話を伺いました。
ゆうきさん
まにゃさん
愉しいカーライフはSUBARUとともに
今回オフ会にお邪魔して、会場は全体的に若い人たちが多く驚きました。
SUBARUに限らず、近年、クルマ好きといえばベテランユーザーのことを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、ここでは俗に言われている「若者のクルマ離れ」は関係ないように見受けられました。実際、主催者のyuziさんに伺うと、参加者はほぼ20代〜30代とのこと。初めはツイッターの呼びかけで集まった他人同士でしたが、今ではかけがえのない仲間となって、ともにSUBARUのあるカーライフを愉しんでいるようです。次回の開催日など詳細は未定とのことですが、来年以降もオフ会の開催は予定しているのだそうです。SUBARUが好き、クルマが好きという方は参加してみはいかがでしょうか? きっと年齢・性別・社会的地位など関係なく、SUBARUが好きな仲間として、愉しい空間を共有することができるでしょう。
今回参加されたSUBARUオーナーの皆さんに、SUBARUが掲げる“安心と愉しさ”が届いていると実感できた「浜名湖ガーデンパーク SUBARU クリスマスミーティング」でした。
取材へご協力いただいた運営チーム、参加者の皆さん、ありがとうございました。