グローバル・ラリー・クロス(GRC)最終戦レポート

クルマの格闘技、グローバル・ラリー・クロスとは?

10月8日(土)~9日(日)、ロスアンゼルス近郊サンペドロにあるポート・オブ・ロサンゼルスの特設コースで、グローバル・ラリー・クロス(GRC)最終戦が開催されました。
グローバル・ラリー・クロスは、日本ではまだあまり知られていないレースシリーズだと思いますが、アメリカでは元はXゲームの一貫として開催されたものが大成功を収め、2011年に年間5大会を戦うシリーズとしてスタートしました。2014年にはスーパーカークラスのエントリーレベルのクラスとしてGRCライトを併設。今季2016年には全米8都市でダブルヘッダーを含め全12戦を開催する人気シリーズです。
アメリカでは自動車レースとしてはナスカーに次いで、二番目に高いテレビ視聴率をあげているだけでなく、ほとんどのレースがロスアンゼルスやダラス、フェニックス、アトランタ、ワシントンDCなど気軽に出かけられる大都市部で開催されることもあって、会場で観戦するファンも多いシリーズです。

グローバルラリークロスの迫力満載の動画が公開されている
Red Bull Global Rallycross公式youtubeチャンネルはこちら

ラリークロスってどんな競技なの?

アクセスの良い都市部のサーキットや広場を利用して、ダートと舗装路を組み合わせたコースやスタジアムレースのようなジャンプ台、そしてシ1ヒートに1回だけ使えるショートカットルート「ジョーカーレーン」などが設けられたコースを特設、スーパーカークラスではWRCのラリーカーよりもパワーのある600馬力近い四輪駆動マシンが10台以上、時にぶつかりあいながら、走り、飛び、ひたすらに最速を競います。観客席からはスタートからゴールまで、大迫力の戦いを一望でき、体感できるとあって、どの会場も大盛況となります。ラリーカーのナビゲーターに当るスポッターがコースを一望出来るタワー上からドライバーに指示を出し、ジョーカーレーンに入るタイミングを伝えるなどの駆け引きも見どころです。

シリーズには、アンドレッティ・オートスポーツやチップ・ガナッシ・レーシング、ブライアン・ハータ・ラリースポーツ、MSEなどなどのアメリカンモータースポーツを代表する名門チームが、フォード・フィエスタ ST、フォルクス・ワーゲン・ビートル、ホンダ・シビック、今季からスバルWRX・STIがスバル・ラリーチームU.S.A.(SRT USA)とともに参入しました。

そんな大人気レースの最終戦には新井敏弘選手もスポット参戦!

 そして第11戦、第12戦のダブルヘッダーとなるロサンゼルス戦には、クリス・アトキンソン選手、デビッド・ヒギンス選手のSETUSAのレギュラードライバーに加え、プロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)で2度のタイトルを獲得し、世界ラリー選手権(WRC)を始めとする国内外のラリーで活躍する、日本を代表するラリードライバー新井敏弘選手がスポット参戦をしました。

アメリカでも根強い人気を誇るスバルですが、とりわけWRCでの活躍をみてSTIユーザーとなったファンも多く、新井選手の登場に現地のスバルファンも大喜び。
新井選手は、レースウィークにほぼ初搭乗となったマシンで、残念ながら決勝進出はなりませんでしたが、会場からはひときわ大きな声援が送られました。

#スバコミ事務局から

ラリークロスを知らないみなさんにも興味を持っていただけましたでしょうか?
モータースポーツの美味しいところ、魅力が満載のラリークロス、是非日本でも開催してほしいですね。

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【公式】 グローバル・ラリー・クロス(GRC)最終戦 速報写真50枚

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