「スバ女(すばじょ)」では、スバル愛あふれる女性オーナーを愛車とともに紹介する。今回はBPレガシィオーナーの寺田さんとGDインプレッサオーナーの茂木さんが登場。
彼女たちのスバルライフとは?
Text●井元貴幸 Photo●雪岡直樹
レガシィとの出会いはベーシックグレードだった
自動車部品メーカーに勤務する寺田さんは、趣味が洗車と試乗という大のクルマ好き。学生時代はレンタカー屋さんでアルバイトをしており、受付から洗車や回送までこなしていたそうだ。そんなアルバイト時代にレンタカーのスバル車に乗り、ベーシックグレードながら、走りの良さや質感の高さに驚いたという。寺田さんの先輩がBLレガシィに乗っていたということもあって身近に感じる機会が多く、すっかりスバルにほれ込んだ。現在の愛車であるレガシィは後期型となるD型のGTで「信治(しんじ)」という名前がついている。
「自分のクルマに名前を付けているとイタイ子だと思われがちなのですが、由来は母の知人が同じクルマに乗っていて、その方の名前が信治だったっていうだけのことなんですよ(笑)」と語る寺田さん。お気に入りの信治は恋人ではなく息子だという。
いま欲しいクルマはありますか? という問いには「S207!」と即答! 理由は愛車にも搭載されているEJ20の本気が見たい! そうだ。
趣味の洗車にはつなぎを着て1時間30分はかけるという寺田さん。コーティング全盛の現代でも固形ワックスを愛用するというこだわりぶりだ。洗車は毎週土曜日の早朝に行い、用事があるときは金曜日にフレックス勤務を使用して洗車するほどだという。その甲斐もあってか、寺田さんの“信治”は10年以上前のモデルとは思えないほど美しく輝いていた。
生まれも育ちも群馬県!生粋のスバ女が登場!!
群馬県在住の茂木さんは、生まれながらにしてスバ女の素質を持つ生粋のスバリスト。インプレッサに乗るためにマニュアル限定解除までしたという。特に水平対向エンジンの不等長サウンドがお気に入りで、「ブルー」「マニュアル」「不等長」という条件で絞り込んだ愛車がA型GDAだったそうだ。「丸目ちゃん」と愛称をつけるほど、かわいらしいフロントマスクがお気に入りとのことだが、EJ20ターボ搭載車でここまで女性オーナーにぴったりマッチするモデルは丸目インプをおいて他ならないだろう。
茂木さんは趣味が料理という女性らしさを持ちながら、マフラー交換やタイヤ交換といった作業も自分でこなしてしまうメカ系女子だ。地元がスバルのお膝元ということもあり、仕事もスバル関連のお仕事をしている。スバルの歴史にも詳しく、会話の中に「中島知久平」の名前が出てきたのは驚いた。もちろん中島知久平の生家もよく知っているとのこと。ほかにも地元で開催されるマラソンで配布されるスバルの小旗も毎年集め、数十本所有するほどスバル好きでグッズ集めにも余念がない。
スバルのマニュアル車といえばインプレッサ! という茂木さんが次に購入したいクルマはGRB型インプレッサ。GRBにはおばあちゃんが乗っていたので思い入れがあるそうだが、なによりスバ女としての家系を象徴しているように感じた。
「スバ女」はスバルファンのための情報誌「SUBARU MAGAZINE」から提供されている記事です。
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