ゴルフサークル

good golf Sさん ウッドを7番まで４本、アイアンを4番から入れていてUTを入れていません。7番ウッドがあるので特に不自由しておりませんが、ユーティリティ（以下UT）を入れたらゴルフが楽になりますかね？

UTは、フェアウェイウッドとアイアンの中間に位置するクラブで、ウッドに似た形のタイプとアイアンに似た形のタイプの2種類があります。主に皆さんがUTと言われるとウッドにいた形状のモデルを思い浮かべるでしょう。クラブの性能もまさにウッドとアイアンの中間でウッドより短いのでミートしやすく、アイアンより重心が深いのでボールが上がりやすいといった感じです。ロングアイアンが苦手であったり、フェアウェイウッドが苦手と言う方には、とても使い勝手の良いクラブですよ。

ロングアイアンは確かにボールが上がりにくいと感じる場面もあるのですが、特別難しいと感じたことはまだないです。7番ウッドもボールが良く上がり重宝しています。

それならば無理に入れる必要はないと思いますよ。UTを入れてメリットのあるゴルファーは、長さのあるフェアウェイウッドが上手くミートできない、ミスが大きくなるといった方、ロングアイアンの高さが出せず、距離が出ないといった方です。

なるほど。ロングアイアンがしっかり打てているうちは無理に入れなくても良いですね。

はい。もし使うとするならばUTの使い方の一例として、距離の長いPAR3や短めのPAR5の第2打など、良く使う距離に対してUTをセットに入れると良いでしょう。UTはFWほどではないですが、ロングアイアンよりボールが上がりやすいので長い距離でもグリーンでボールが止まりやすいクラブ。1本ぐらい入れておくと長い距離のグリーンを狙いやすくなりますよ。

「これを寄せたらパーだ、みたいな大事な場面でダフリ・トップが出るのが悩みです」

「Good golf Sさんはインパクトゾーンで、ヘッドをねじって出す動きをしています。たぶん、インパクトでヘッドを返そうとする意識が強すぎるのではないでしょうか。ドライバーやロングアイアンなどの長いクラブはボールをつかまえるためにヘッドを返す動きが大事ですが、ウエッジ類はインパクトでヘッドをねじると左右の手の長さが変わって（とくに右手が長くなって）ダフリやすくなり、それを避けようとするとトップ気味になります。
ダウンからインパクトにかけては、右手は無理に返そうとせず、気持ち押すイメージでストロークするとよいでしょう。ヘッドがスクエアな向きを保ったまま押し出してやる。そうするとヘッドは地面に水平に動き、ダフリがなくなります」