お台場旧車天国2018が開催。
2018年11月18日(日)、東京・お台場にて日本中の旧車と旧車ファンが集まる一大イベント「お台場旧車天国」が開催されました。旧車天国とは、お台場旧車天国実行員会事務局が主催する、約700台の国産、外車、四輪車、二輪車がお台場を埋め尽くす旧車の祭典。当日は当初心配されていた天候も好転し絶好の旧車イベント日和となり、22千人を超える来場者で大賑わいを見せました。大盛況のうち幕を閉じたお台場旧車天国2018を#スバコミでは二週にわたって前後編としてお届けします!
2018年11月18日(日)、東京・お台場にて日本中の旧車と旧車ファンが集まる一大イベント「お台場旧車天国」が開催されました。旧車天国とは、お台場旧車天国実行員会事務局が主催する、約700台の国産、外車、四輪車、二輪車がお台場を埋め尽くす旧車の祭典。当日は当初心配されていた天候も好転し絶好の旧車イベント日和となり、22千人を超える来場者で大賑わいを見せました。大盛況のうち幕を閉じたお台場旧車天国2018を#スバコミでは二週にわたって前後編としてお届けします!
旧車天国2018に、今回SUBARUが初出展!スバル360誕生60周年の今年は、2月の「ノスタルジック2デイズ」、4月の「モータースポーツジャパン」に出展してきましたが、今回はその集大成として「SUBARU天国」ブースを展開!#スバコミで募集したお客様の愛車30台でSUBARU60年の歴史を彩ることができました!
スバル360をはじめ歴代のサンバーや、スバル1000、レオーネ、初代レガシィに至るまで旧車ファン垂涎の希少なSUBARU歴代車をお披露目することができました。
愛車を出展していただいた皆さんは早い方で深夜2時に来られた方も!また、飛騨高山や茨城など、遠方参加された方もいらっしゃいました!本当にありがとうございました。
ご参加頂いた皆様は、後編にて一挙ご紹介!
お客様の愛車30台のほか、SUBARUからも蔵出し!?の超レア車2台を出展。そのクルマは「P-1」と「A-5」の2台の試作車。
「P-1(すばる1500)」は、戦後にSUBARUの前身である富士自動車工業が開発した試作車。このP-1には飛行機づくりのノウハウが数多く生かされており、後のSUBARU車にも採用された「モノコック構造」の車体はその代表です。P-1の試作台数は20台、数台が群馬県や埼玉県のタクシー会社に販売されましたが、現存するのはこの1台のみ。
もう一台は、「A-5」。こちらは#スバコミメンバーの投票によって出展が決まりました。
スバルテクノ㈱から説明員として参加した山田さんは、普段表舞台に立つことがないA-5が選ばれたことを大変喜んだようでした。
「A-5は今のSUBARU車につながるターニングポイントとなったクルマ。SUBARUは、スバル360によってひとつの金字塔を得ることができましたが、やはり小型車をやってみたかった。だが小型車開発では他社と比べて後発たっだので独自性を打ち出す事が必要でした。そこでコンセプトとなったのが、水平対向4気筒の縦型レイアウトとシンメトリカルなバランスでした。その後、今に続くSUBARU車の設計思想ですね」
山田さんは続けます。「開発責任者だった故・百瀬晋六さんがこだわっていたのは人間中心のクルマづくり。まず人間が最適な姿勢で乗れること。それが確保されてからクルマが動くのに必要なものをレイアウトしていったんです。水平対向エンジンや当時として斬新だったFF駆動はこうした思想のもとで生まれています。P-1がSUBARUのクルマづくりの原点なら、A-5はSUBARUの独自性の原点といえるでしょう」
歴史車展示のほかにも、SUBARU60年の歴史が一目でわかる大型の年表も掲示。「これ乗っていたよ」とか「親族が乗っていた」の声も聞こえ、懐かしみながらご覧いただく方が多かったのが印象的でした。
また、今年SUBARUが出展した旧車イベントでおなじみの記念写真スポットも登場。スバル360に加えて、今回は「初代サンバー」のフォトフレームも新たに登場。多くの方に記念撮影を楽しんで頂き、たくさんの笑顔がうまれました。また、撮影された方にはスバル360とサンバーが作れるオリジナルPPクラフトをプレゼントしました!
物販コーナーでは、SUBARUオンラインショップで扱うスバル360をモチーフとしたオリジナルグッズのほか、スバルコレクターであるデザイナーの中野シロウ氏デザインによる、『STANDARD CALIFORNIA』と『SUBARU』のアパレルラインのTシャツやデニムを限定販売したほか、#スバコミのキャラクター「#スバコミベアドッグ」の初披露のぬいぐるみが初登場!コインケースなどと合わせて販売しました。
いかがでしたか?前編では、今回展示した車両や、#スバコミ展開コンテンツを中心にお届けしてきました。後編は、「P-1」のエンジンデモの模様をはじめ、SUBARUエリアに展示くださった30台を一挙ご紹介いたします。引き継ぎ、お台場旧車天国2018「SUBARU天国」ブースレポート<後編>をお愉しみください。