SUBARUトリビア
SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。
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ピアノブラックとは、文字通り元々ピアノの塗装に用いられていた加飾方法で、ピアノのように艶のある漆黒の塗装のこと。ピアノブラックと銘打つには、透明感がある黒、厚みがある塗膜、鏡面仕上げの3つの要素が必要で、高級車の内装パネルなどに採用されることがあります。
SUBARUの量産車では、2008年5月に発売された4代目レガシィにピアノブラック調の内装パネルが初採用されましたが、これが実現したのは同年6月に発表されたプラグインステラで開発が先行していたから。少量かつ手作業での塗装だったプラグインステラのノウハウを生かしてレガシィでの量産化に至りましたが、当時、塗装はホコリやごみの混入を防ぐ特別な設備を求めて海外の工場で行っていたそう。色合わせや調整も現地で行わなくてはならず、開発や生産など関係者の努力が注がれたピアノブラックだったのです。