SUBARUトリビア
SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。
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2020年に発売されたレヴォーグには8つの乗員エアバッグが採用されています。運転席と助手席の前方に装備されるエアバッグや、側面衝突時に備えるサイドエアバッグやカーテンエアバッグなどは多くのクルマで装備される一般的な装備となりました。この6つに加え、前面衝突時にドライバーの下肢へのダメージを軽減するニーエアバッグ、そして新しく助手席のシート座面にシートクッションエアバッグが装備されています。
シートクッションエアバッグは、助手席シート座面の前方側に収められているもの。衝突時にはこれがふくらむことで、助手席乗員の腰が前に滑ってシートベルトの腰ベルトの下をすり抜けてしまう「サブマリン現象」を抑え、シートベルトの拘束力を高めてくれます。乗員の下半身の前方への移動を抑えるので脚部へのダメージも軽減してくれます。
アイサイトの進化が注目されがちなレヴォーグですが、2030年の交通死亡事故ゼロを目指して、各方面から安全性を高める取り組みがされているんですね。