SUBARUトリビア
SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。
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前方からの衝突時に展開し、ドライバーの下肢を守る運転席SRSニーエアバッグ。インプレッサやフォレスター、SUBARU BRZなどSUBARU車の多くに採用されています。普段はステアリングコラム下のダッシュボード内に収納されており、外からは確認できないので、実はこのエアバッグがどんなカタチをしているかをご存知の方は少ないのではないでしょうか?運転席SRSニーエアバッグは、開いた時は、右側の方が長い台形となっており、右側と左側で非対称のカタチになっているんです。
ここだけの話、左右対称の方が畳み方や展開時の制御はシンプル。しかしながら、リアルワールドで起きる事故はクルマの前面の一部分が衝突するケース(オフセット衝突)の方が多く、さらに運転席側のオフセット衝突の場合、ドライバーの足が衝撃で右側(外側)に移動するケースがあります。そんなケースでもドライバーの足を保護できるよう、フロントドアの側面ぎりぎりまでエアバッグを延長した結果、右側が長い、左右非対称なカタチのエアバッグとなったのです。