SUBARUトリビア
SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。
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従来、エアコンの温度を調整するためには、スイッチの場所を目で確認し、指で操作しなければいけませんでした。でも、新型フォレスターなら、スイッチの確認も指での操作もなし!手のジェスチャーだけで温度を上げたり、下げたりすることができるんです。具体的には、手を「パー」の形でかざすことで温度を2度上げ、「グー」の形でかざすことで温度を2度下げることができます。
一見シンプルに思えるハンドジェスチャーですが、その開発には様々な課題が潜んでいました。ハンドジェスチャーは国や文化によって様々な意味を持つもので、日本では一般的なピースサインや親指を上げるジェスチャーが、失礼に当たる国や地域もあるのです。どこの国でも誤解やトラブルを招くことのないように、各国のハンドジェスチャーを調べた結果、「グー」と「パー」の形に落ち着きました。
さらに、運転中にドライバーがしそうな、「頭をかく」「サングラスを装着する」「道を譲ってくれた他車にお礼をする」などの動作を誤って認識しないように、まぎらわしい動作を数十種類以上洗い出し、誤認識しないように試験を繰り返して検証したのだとか。
安全性と利便性を高めるために採用された「ジェスチャーによる空調コントロール」。シンプルな動作ですが、国や文化の違い、システムの誤認識まで、細かなところまで配慮され開発されているんです。