こぼれ話SUBARUトリビア

SUBARUトリビア

SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。

Vol.163 よみがえった「オートクラッチ」

世の中の大半を占めているAT車。今では運転免許もAT限定という方も少なくありませんが、AT車が普及する以前にあった「オートクラッチ」をご存知でしょうか。

SUBARUでは1964年の「スバル360デラックス オートクラッチ付」に初搭載され、後継車である「スバルR-2デラックス オートクラッチ付」にも引き継がれたオートクラッチ。シフトレバーにスイッチが内蔵され、シフトレバーに触れることでクラッチが切断され、シフトチェンジが完了すればつながる仕組みでした。これによりクラッチペダル操作が不要の2ペダルによる運転操作が可能になったのです。

以後、オートクラッチ車はしばらく姿を消しますが、1980年3月、初代レックスのモデルチェンジの際に電子制御技術の採用で大幅に進化して再登場します。世間のイージードライブ化のニーズに応え、オートクラッチ車は「4ドアセダン AⅡG」、「スイングバック AⅡL」、「ファミリーレックス」の3タイプから選べるように。

1987年にジャスティとレックスに搭載されたECVT(電子制御電磁クラッチ式無段変速機)が登場し、以後ATやCVTが当たり前となりオートクラッチは役目を終えましたが、大衆車で2ペダルの夢を叶えてくれた技術でした。

画像はレックス オートクラッチ

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