こぼれ話SUBARUトリビア

SUBARUトリビア

SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。

Vol.164 レガシィ アウトバックのフロント部分に込められた思い

TVCM「一つのいのち 一台のSUBARU」第三弾はもうご覧になられましたか?このCM に登場するレガシィ アウトバックは「自動車安全性能2021ファイブスター大賞」を受賞した際の衝突試験で実際使われたもの。フロントは潰れているものの、キャビンは守られており、ドアも通常と同じように開くことがCMの中盤で見て取れます。

昨今はハイブリッド車やEVが増え、車両重量が増加の一途を辿っています。つまり、衝突の際にボディで吸収しなければならないエネルギー量が年々増えているのです。そこで、いち早く新型レガシィ アウトバックに追加されたのが「セカンドロードパス」。スバルグローバルプラットフォームのフロント部分の下部に追加された鉄製のロアビームと、そこをサイドフレームへとつなぐ左右のサブフレームで構成されています。セカンドロードパスは、一定の荷重が加わると変形し、エネルギーを吸収。折りたたむようにして潰れることでエネルギーを吸収する従来のフロントフレームと連携し、より大きなエネルギーを吸収することが可能になりました。また、相手車両への加害性を抑制するのも狙いの一つです。

さまざまな制約があるなか、SUBARU車の乗員だけでなく相手車両の乗員や歩行者の「命を守ること」を何よりも優先して技術開発をおこなっていることが「セカンドロードパス」一つ取ってもわかりますね。

画像はレガシィ アウトバック(スバルグローバルプラットフォーム)

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