こぼれ話SUBARUトリビア

SUBARUトリビア

SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。

Vol.176 「0次安全」は○○年前からあった?

SUBARUが掲げる「総合安全」の中には「0次安全」という言葉がありますが、この考え方が実は50年以上前から存在していたのをご存知でしょうか?

例えば、1977年発売のレオーネのカタログでは 「事故を未然に防ぐアクティブセイフティ(1次安全)。起こった事故から乗員や相手を保護するパッシブセイフティ(2次安全)。スバルはこれに加え、航空機工学の安全追求の考え方を導入し、0次安全=ベーシックセイフティの立場から、本質的に事故を起こしにくい車を追求しています。」との記述があり、この頃すでに「0次安全」という考え方がSUBARUにあったことがわかります。

また、同年に配布された冊子「0次安全の思想 スバルFF方式の話」でも、 「『何ごとかにそなえる安全対策』という2次的なものではなく『生まれながらに安全な車』つまり『0次安全』(ベーシックセイフティ)という思想が、スバルFF方式・レオーネの基本的な設計ポリシーなのだ。」とありました。事故が起きた時の対策をするだけではなく、そもそも事故を起こしにくいクルマをつくる、という考え方は今と同じですね。

現在のSUBARUでは、2030年に死亡交通事故をゼロにする※ため、「0次安全」「走行安全」「予防安全」「衝突安全」「つながる安全」の5つで構成される「総合安全」を掲げています。航空機メーカー時代から培ってきた安全思想は今でも受け継がれ、SUBARUのクルマづくりの根幹となっています。

※SUBARU車乗車中の死亡事故およびSUBARU車との衝突による歩行者・自転車等の死亡事故ゼロを目指す

左:1977年10月発行 レオーネのカタログ
右:1977年5月発行 「0次安全の思想 スバルFF方式の話」

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