SUBARUトリビア
SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。
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1989年、初代レガシィのFIA 10万キロ世界速度記録への挑戦を覚えている方も多いかも知れません。連続19日間、447時間44分に及ぶチャレンジの平均速度は223.345km/h。2つの 世界記録と13の国際記録を更新し、レガシィのデビューを華々しく飾りました。
記録挑戦に参加したメンバーは総勢150名、うちドライバーは21名。そのドライバーの全員がSUBARUの社員だったことをご存知でしょうか。挑戦当時、レガシィはもちろん発売前で極秘中の極秘。外部のドライバーに任せるわけにいかず、選抜された社内ドライバーたちは日本自動車研究所(JARI)の高速周回路の空き時間を使い、高速走行のスキルを鍛え上げました。無事に記録達成を果たした彼らはその後、車両開発において各部門で大きな役割を果たしたのです。記録そのものは2005年に破られますが、「人」という財産、そしてその「人」が作り出す確かな走りというかけがえのない財産は失われることはないのです。