SUBARUトリビア
SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。
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エアロスバルの愛称で知られるFUJI FA-200は、富士重工業(現SUBARU)が開発・製造した4人乗りの軽飛行機で、1965年8月に初飛行。1968年より量産を開始し、1986年に生産を終了するまでに298機が製作されました。初飛行より50年以上を経過した現在でも、国内外で多くの機体が飛んでいます。
翼型やスマートな胴体、舵の設計などに中島飛行機の伝統が受け継がれ、優れた安定性と操縦性を最大の特徴としており、アクロバット飛行をこなせる国産唯一の軽飛行機としても知られています。当時のカタログには「世界でも数少ない空の“スポーツ&トゥアラー”」と紹介されていました。
ところで、このエアロスバルのエンジンは米国ライカミング・エンジンズ社製の水平対向4気筒。そうです、SUBARU車と同じ形式のBOXERエンジンを搭載しているのです。まさに、BOXERを積んだ空のスポーツカーと呼ぶにふさわしい名機ですね。