こぼれ話SUBARUトリビア

SUBARUトリビア

SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。

Vol.52 SUBARUと富士スバルラインの意外な関係

富士スバルラインは、富士河口湖町(山梨県)から富士山5合目に向かう有料道路。「スバル」という名称は一般公募により命名されました。全線舗装路の富士スバルライン開通により、それまでは急勾配・急カーブの多い未舗装の悪路で3時間近くかかった河口湖駅から富士山5合目までの移動が45分ほどと一気に短縮され、アクセスが良くなりました。実はこの道、SUBARUとは、ただ名前が同じというだけではない、浅からぬ縁がある道路です。
富士スバルラインが開通したのは東京オリンピックを間近に控えた1964年春のこと。5月27日の開通式典に、SUBARUはパレード用の車両として、オープンカーになるスバル360コンバーチブル20台、ラビットスクーター20台を提供。スバル360には当時の大関佐田の山をはじめ、北の富士、常錦、若鳴門などの力士が乗り込み、5合目までパレードが行なわれました。また、この日は関東、東海地域のスバルクラブの会員が約300名、150台のSUBARU車で集合。この日ばかりは富士スバルラインをSUBARU車が埋め尽くす勢いだったそうです。

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