SUBARUトリビア
SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。
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日本初の高速道路は、1963年7月16日に開通した名神高速道路 栗東IC - 尼崎IC間(71.7 km)。この日、京都東ICから一般車として初めて乗り入れたのは、なんと当時26歳のSUBARUユーザー福本さんが運転するスバル360でした。その手記は1963年の「スバル誌」(当時のSUBARUのPR誌)に寄せられています。
一番乗りを獲得するために、福本さんは同僚と有給休暇を取り、13日から料金所付近で約60時間も待機されたとのこと。15日の開通パレードを見送り、16日の午前0時、同氏を乗せたスバル360は京都東ICからの第1号車として名神高速に乗り入れました。スバル360は、トラブルなく約80km/hの速度をキープし、栗東ICまでの22kmを約17分で走行しました。ちなみにNEXCO西日本によると、名神高速道路開通後の10日間で、オーバーヒートをはじめとして573件の故障車が発生したとのことです。スバル360は既に高速走行に耐える性能を持っていたことを証明したのでした。