東京オートサロン2020 #スバコミメンバーレポート

★東京オートサロン2020:6名の#スバコミメンバーがイベントをレポート

2020年1月10日(金)~12日(日)の3日間、東京オートサロン2020が幕張メッセにて開催されました。SUBARUブースではLEVORG PROTOTYPE STI Sport トークショーが行われ、スペシャルゲストとして、新型LEVORG開発チームを代表して五島プロジェクトゼネラルマネージャー(PGM)、さらにはSTI辰己英治ハンドリングエキスパートが登壇し、車両に込めた想いや、車両の性能、特に「走り」についてフォーカスした内容が語られました。また辰己英治ハンドリングエキスパートからは、モータースポーツの場でクルマを極める立場から、進化したLEVORGについて語られました。
今回は東京オートサロン2020 SUBARUブースの様子を6名の#スバコミメンバーにレポートしていただきましたので、ご紹介していきます。
※寄稿頂いた原稿は、レポート用に一部内容を再編集して掲載しております。予めご了承ください。

★レポーター:キトさん

プロフィール:キトさん

2005年のモーターショーでのメッセージ「一本の映画が、人の生き方を変える様に、一台のクルマが、人の人生を変えることがある。 ~ そう、もしもあなたが選ぶ1台がSUBARUなら。あなたの人生は、変わって行く。 とても素晴らしい方向に、変わって行く。」という言葉からSUBARUに興味を持ち、2007年のモーターショーでインプレッサ WRX STI(GRB)のワールドプレミアを見た瞬間に「この車、買う!」と決断。今もA型のGRBを乗り続けています。

こだわりのSUBARU車を語るトークショー

トークショーでは、ハンドリングエキスパートという役職に就かれた辰己さんが仰った「シートに座った瞬間から良い車であることがわかる」「まっすぐ走るだけでも愉しい」という表現が印象に残りました。辰己さんがここまで言う車とはどんな仕上がりなのか、より興味を惹かれる内容でした。また、レース・ラリーでSUBARUチームとして参戦する選手が勢揃いし、自らの愛車へのこだわりや憧れのSUBARU車についてのトークが展開され、その随所では若手の新井大輝選手のSUBARU車への知識の深さが光っていました。なお、最終日のこのトークショーではMCの結川さんの台本を差し替えるというイタズラが仕込まれており、オープニングから笑いの絶えないステージとなりました。

「LEVORG PROTOTYPE STI Sport」を実際に見て

走りの性能と上質感をどの様に高めて来るのかという点が気になっていましたが、その答えの一つが「ドライブモードセレクト」だったことには正直驚きました。電子制御ダンパーをどう味付けするのか、ドライブモードの違いによってどれほど乗り味が変わるのか、いち早く試乗して確かめてみたいと期待が膨らみました。外装は、モーターショーで公開されたベースグレードを基本としてグリルの小変更と、アンダースポイラー類を追加などに留まっている点が気になりましたが、これは、ベースグレード自体を現行STI Sportの様な存在感のあるデザインに引き上げていることとしているため、あえて新型STI Sport用に特別な外装を施すことは現時点では考えていないとの事でした。ベースグレードとSTI Sportを、外から見て分かりやすい外観で差別化するのではなく、ドライブモードセレクトや味付けなど「走り」の内面的な違いで表現するというのは、車そのものの完成度への自信があるからこその決断なのかも知れません。

STIパーツ展示や、トークショーから感じたSUBARU/STIの活動に対する想い

STIの知見がSUBARUの市販車へ活かされることに期待しています。
STIは、永年SUBARUのモータースポーツ部門としての活動やコンプリートカーの企画を手がけて来ましたが、近年ではSTI SportなどSUBARUのカタログモデルの開発にもSTIが一体となって取り組む事例も出てきており、STIブランドがより成熟した存在となってきていることが伺えます。STIのモータースポーツのフィールドでの知見がSUBARUの市販車にも展開されることで、より多くの人がSUBARU車の愉しさを実感することに繋がることを期待しています。

★レポーター:けんけんゴリラさん

プロフィール:けんけんゴリラさん

2015年、SUPER GTの菅生ラウンドで、SUBARUのブースに展示されていたWRX(4代目VAB)に一目惚れし翌年春に購入。元々GC8に憧れていたので、購入するのに躊躇いはありませんでした。
今でも通勤、ドライブに欠かせない相棒です。

こだわりのSUBARU車を語るトークショー

開発メンバー、ラリードライバー、久保選手、GTドライバーのトークショーを拝聴しました。
ラリー ドライバーはやはり昨年の主役、新井大輝選手。
それにまだまだだよ、と釘をさす新井敏弘選手と二人を調整するような鎌田選手の掛け合いは非常に楽しく、聞き応えのある30分でした。
中でも一番印象深いと思ったのは、辰己監督がブース内を回り、観察し、ファンの方々と直接お話しされていた事でしょうか。
お客様の為に車作りをするとトークショーで仰っていましたが、それはまずはユーザーと直に触れ合うことからなんだな、と感銘を受けました。

「LEVORG PROTOTYPE STI Sport」を実際に見て

やはりSUBARUといえばレガシィツーリングワゴン。そのレガシィを継承した、新型LEVORGにかける熱意を、辰巳監督のトークショーでひしひしと感じることが出来ました。内装、乗り心地、さらに走りにもこだわったレヴォーグ…是非一度試乗したいと思います。更にLEVORG 、WRX S4、BRZのSTI SPORT 3台がサーキットを駆け抜ける映像がブース内のスクリーンで流れるのを見て、SUBARUとSTIからのメッセージが伝わってきたような気がします。

STIパーツ展示や、トークショーから感じたSUBARU/STIの活動に対する想い

昨年はニュルブルクリンク二連覇、全日本ラリーでの大活躍を見て非常に良い一年となりました。
SUPER GTは残念でしたが…今年も一年期待して!SUBARUは健在!という姿をSUPER GTファンにも示して欲しいです。
私自身、昨年3月に富士スピードウェイでSTIのイベント、11月にアライモータースポーツさん主催体験同乗・走行会に参加してきました。
いずれも日頃味わう事が出来ない、非常にエキサイティングな時間でした。
今年も来年も、SUBARUには色々なイベントを開催していただけたらと願っております。

★レポーター:あんさん

プロフィール:あんさん

元々車で走る事が大好きで、WRXのライバル的車(笑)に乗っておりましたが、2006年の結婚を機に、スバリストであった妻の勧めでLEGACY Touring Wagon Spec.B(BP5)に乗り換えたのが始まりです。その後、EVORG 2.0GT-S(A型)、LEVORG 2.0STI Sport(D型)と乗り継いでいます。

こだわりのSUBARU車を語るトークショー

LEVORG PROTOTYPE STI Sportの走りは、STIの辰己監督曰く「コーナーを走るのも楽しいけど、真っ直ぐ走る事が一番楽しい車」だそうです。この一言で、新型LEVORG STI Sportへの期待は一気に上がりました。パワートレーンについては、五島PGMによると、トータルレスポンスをさらに高めたいとの事です。現時点で既に、ニュルブルクリンクでの走行テストにおいてBRZに迫る事ができる運動性能を持っているそうで、発売される時が楽しみです。また、今回新たに発表されたドライブモードセレクトは、開発チームの中では「奥様モード」と呼ばれるモードがあるらしく、車体の運動性能だけでなく、車内エアコンの動作までも変える事を検討されているとの事です。ニュルブルクリンクで攻め込む事ができる運動性能を持ちながら、一方で街中で優しく走る要求も満たすという相反する特性を1台で実現できます。また、気にされている方が多いと思いますが、MTの設定は残念ながら無いそうです。

「LEVORG PROTOTYPE STI Sport」を実際に見て

外観は、実用性を考えると現行型から大幅に大きくできない車体幅の制約の中で、フロントフェンダーからリヤフェンダーに見られるプレスラインが、コンセプトカーであったVIZIV TOURER CONCEPTで示されたイメージを継承しており、デザイナーの拘りを感じました。躍動感があり、運転席に座って走りたい気持ちが高まります。タイヤのサイズは現行型と同じで、車体重量は現行型と大きくは変わらないと思います。
また今回、新型LEVORG STI Sportには電子制御ダンパーが追加され、これまでのパワートレーンの制御のみであったSI-DRIVEに対し、アクティブダンパーとパワートレインを組み合わせた統合制御を行うドライブモードセレクトが搭載される事が発表されました。どの様な走りを実現してくれるのか、とても楽しみです。

STIパーツ展示や、トークショーから感じたSUBARU/STIの活動に対する想い

今回展示されていた3台のモータースポーツ参戦車両、SUBARU BRZ GT300 2019、WRX STI NBR CHALLENGE 2019、WRX STI国内ラリー仕様車、いずれの車両にも搭載され、長くSUBARUのモータースポーツ活動を支えていたEJ20が生産終了となります。しかし、辰己さんも五島PGMも、モータースポーツ活動は続けていくと話されておりました。
これからもSUBARUのモータースポーツ活動を応援したいと思います。

★レポーター:るぅぱぱさん

プロフィール:るぅぱぱさん

2001年にはじめてのSUBARU車、レガシィツーリングワゴン(BH5D)を購入。初回の車検予約のためディーラーを訪問したところ、BP5のWR-LTD2004が発売されることを知り、一目惚れして予約購入。現在も大切に乗っています。

こだわりのSUBARU車を語るトークショー

五島PGMと辰己さんに加え、峯岸主査の話も聞けるというサプライズのトークショーでした。
五島PGMの新型レヴォーグ開発に対する熱意、峯岸主査の五島PGMからのコンセプトを受け、その実現に向けた努力と苦労。辰己さんのシートへの評価等、普段聞くことのできない興味深い内容でした。
特に、初搭載の電子制御ダンパーシステムを採用したことによるドライブモードセレクトの効果の話や、それを実現するために鍛え上げた基本ボディの出来に対しての自信が垣間見れる内容でした。

「LEVORG PROTOTYPE STI Sport」を実際に見て

外観はキープコンセプトの様に見えるが、似て異なるデザイン。
各部がシャープになり精悍さにあふれ、スポーティーに。パワーと燃費を両立するための新開発1.8Lエンジン。走行性能と乗り心地を両立し、新機能のドライブモードセレクトがきちんと機能するだけのシャーシ性能を生み出したSGP(SUBARU GLOBAL PLATFORM)。このクルマに一日も早く乗ってみたい衝動に駆られ、未だ興奮しています。

STIパーツ展示や、トークショーから感じたSUBARU/STIの活動に対する想い

SUBARU/STIのモータースポーツ活動は、市販車に対してフィードバックするための開発の場としてきちんと機能しており、着実に車の完成度が高まっていると感じています。
また、STIのパーツは他社とは違う目線で開発されているものもあり、固定観念に囚われていない開発環境は素晴らしいと思います。

★レポーター:はみパパさん

プロフィール:はみパパさん

Mazda車に長年乗り続けてきた私ですが、偶然近所のSUBARUディーラーで体験したアイサイトの動作に感動して、2015年に末期のエクシーガAirBreakを購入しました。しばらく走りの良さと快適さに大満足していましたが、2017年にクロスオーバー7が生産中止になると聞き、少しでもエクシーガに長く乗り続けたいと思ってクロスオーバー7に乗り換えて現在に至っています。クロスオーバー7には長く乗ろうとは決めたので、徐々に弄って次第に愛着が増しています。

こだわりのSUBARU車を語るトークショー

SUBARU車の新プラットフォームのSGPに加えて新型LEVORGから新たに採用されるフルインナーフレーム構造の組み合わせよりボディー性能は大幅に向上したことで、走行性能の更なる向上に期待が最大限に高まりました。特に辰己監督がシートに座っただけで、良いと感じたと言っていたのを受けて自分でもぜひ感じてみたいと思いました。
レースドライバーのトークショーは、特に今回から参加した新井大輝選手の速さが他のベテラン勢を刺激しているようで、いくら実績があっても絶えず進化し続けるレースは日々切磋琢磨しないといけないという厳しい現実がある事がわかって非常に楽しめました。

「LEVORG PROTOTYPE STI Sport」を実際に見て

新たなデザインコンセプトにより、迫力が増しているのがわかりました。特にボディーの後ろ半分のリアフェンダーからテールはかなり凝った造形をしているので、近くで見ると迫力たっぷりです。先行車を抜き去った後で見られるテールは新型レヴォーグを特に印象づけると思います。
今回新たに紹介されたドライブモードセレクトは、従来のSIドライブが進化してサスペンション、ハンドリングまで含めたクルマ全体の挙動をボタン一つで欧州高級車からレーシングカーまで切り替えてる機能で、さらにあらかじめメーカー側で準備したセッティング以外にもグラフィックイコライザーのような、自分好みにカスタマイズする機能も備える予定のようで、今後の発展も含めてぜひ体感してみたい面白い新機能だと思いました。

STIパーツ展示や、トークショーから感じたSUBARU/STIの活動に対する想い

STIパーツ展示は、メーカーならではのパフォーマンスパーツの効果を実証データ付きで説明する展示やSTIの社員によるチューンアップ相談などあるとパフォーマンスパーツの効果がよく分かっていいと思いました。STIはパーツサプライヤーという側面もありますのでパーツの展示スペースについては充実を期待しています。
トークショーの中では、井口・山内の両選手がともにF1に行きたいと言っていたように、SUBARU/STIのモータースポーツ活動は、ルマン24時間やWRCなど世界の頂点に果敢に挑戦する事に期待しています。挑戦を止めたらスバルの魅力が減ってしますので、WRCなどトップカテゴリーへのスバルの復帰を期待しています。

★レポーター:てっしぃさん

プロフィール:てっしぃさん

今まで車には全く興味がありませんでした。バンパーをこすっても「まぁいっか」的な感じです。前の車(ウィングロード)を14年乗った2015年、そろそろ買い替えと思い4WDでワゴンで探した際、必然的にSUBARUが第一候補となりました。ディーラーで最初に乗ったのはインプレッサ。軽快な乗りとパワーに感動も一入でしたが、その後乗車したLEVORGのパワーとアイサイトの便利さにカルチャーショックを受け、その翌週にはLEVORGを購入していました。
愛車:LEVORG 1.6T-S Eyesight ProudEdition(2015年製のB型)現在5年目

※イメージ

※イメージ

こだわりのSUBARU車を語るトークショー

相変わらず面白く拝聴させていただきました(笑)。こんなにファミリー感のあるトークショーは他ではないですね。LEVORGのトークショーでは、五島PGMのまじめさと峯岸さんの真摯さ、辰己さんの柔らかくも説得力のある説明に真剣に聞き入ってしまいました。五島PGMの新LEVORGにかける想いと、それを実現した峯岸さんの熱意、そしてその成果を確認した辰己さんの三者の話が聞けたことは、新LEVORGの構想から結果までを知ることができたので非常に分かりやすく興味そそられるトークショーでした。辰己さんがシートやドライブモードセレクトをべた褒めしていたので、早く試乗したくてたまりません。

「LEVORG PROTOTYPE STI Sport」を実際に見て

DYNAMIC x SOLIDから発展したBOLDERを体現したとのことですが、実際に見てまさにその通りと感じました。フロントはグリルからライトに伸びるキャラクターラインの部分が間延びした感じがして、その部分のスペースがさびしい感じでBOLDERを崩している印象を受けてしまいました。また、ライトが現行機より小型化したのか、離れ眼になりすぎている様に見えて寂しい印象です。逆にリアはブラックがあしらわれていて、BOLDERを感じられるようなデザインの強調が強く感じられました。FAN TIMEの時に辰己さんに話を伺いましたが、タワーバーなどの開発も進んでいるとの事で、フレキシブルセットが好きな自分には嬉しい情報でした。パワートレーンは、現行1.6Lを継承した1.8LDITでさらにリーンな燃焼を実現したとのことで、燃費の発表が非常に待ち遠しいです。しかしながら、個人的には2年後に出るとネットで噂される2.4lDITが気になります。また、なんといっても「ドライブモードセレクト」これに期待が大きい。辰己さんがべた褒めだった機能ですが、現行機がビル足で、後部座席に乗った人からは乗り心地が悪いとの意見が出ていましたが、この機能で人を多く乗せる時はコンフォート寄りに、一人でドライブに行くときはスポーツ寄りの乗り味に変更できるので非常に魅力的です。

STIパーツ展示や、トークショーから感じたSUBARU/STIの活動に対する想い

一年前、STIの平川前社長が「SUBARU/STIファミリー構想」を話されていた気がしますが、現在はその構想がなくなったような気がして非常に残念です。ですが、平岡社長が自らブース立ちされており、話しかけたら気さくに応じて頂き、昨年のSTI Motorspot Dayの様なイベントをまたお願いしますとお願いしたところ、ちゃんと考えていますとお答え頂き、STIの今後のファンサービスに大きな期待が持てました。

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