車種 | レガシィ OUTBACK(グランドワゴン・ランカスター) |
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グレード | BS9 limited D型 |
年式 | 2017 年 |
デザイン
★★★★★フロントグリルは落ち着いた。左右のメッキ加飾、前後のシルバーガードは安っぽく映る
使いやすさ
★★★★★360度視界良好。シンメトリカルAWDのお蔭、接地乱れてもリカバリーしやすい
走行性能
★★★★★左右の操舵に荷室が一体となり動くようになった。上下動は泥濘地を走る為、柔らかく収まり悪い場面あり。
燃費の良さ
★★★★★このサイズで、シンプルなレシプロエンジン。上等。
乗り心地
★★★★★引き締まった上に、路面の凹凸を拾わない。より上質に。
総評
完成型に近づいた。高速登り坂カーブで4輪のベクトルがバラつく感じが少なくなった。雑味もより一層少なくなり、スーッと転がる感覚が洗練された。
このクルマのココがイイ!!
左右の操舵に対し、荷室が一体となり付いてくるようになった。中央車線維持装置は、カーブに差し掛かるより手前で自然にアシストするようになった。ハンドル左右のアイサイト、オーディオコントロールボタン、ABCよりブラインドタッチはしやすくなったが、いちいち親指をホームポジションに戻さなければ分からず、形状で差別化してほしい。ここはレヴォーグ、BRの形状が上。
こだわりのポイント
SGPでは無いが、その知見は反映されている。一時期、乗り心地、操縦性でインプレッサがアウトバックを超えたかのように感じたが、D型になり、インプとは別格の乗り心地、操縦性となった。交差点を静かに曲がると分かる人には分かる。
これからのスバルに期待すること
赤信号の交差点に近づくとき、無音で信号機のイラストがメーターに浮かびあがる。次世代アイサイトをほのめかすような演出が心憎い。特定のナビを購入しないと安全装置が省かれるなど、これまでの他社と異なり、金銭の多寡で安全に差をつけないスバルらしくない設定。MFDが無いのがその理由らしいが、アウトバックはスバルのフラッグシップである事をお忘れなく。E型に期待。