こぼれ話SUBARUトリビア

SUBARUトリビア

SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。

Vol.141 シートベルトを補助して、乗員を守るエアバッグ

今では、一般的な安全装備となったSRSエアバッグ。では、このエアバッグの前についている「SRS」の意味をご存知ですか?
SRSはSupplemental(補助) Restraint(拘束) System(装置)の頭文字で、「シートベルトを補助して乗員を拘束するための装置」という意味です。SRSエアバッグはシートベルトと一緒に使われることを前提としたシートベルトの補助装置なんですね。
具体的にその機能をいくつがご紹介しましょう。例えば、レヴォーグに採用されている「助手席SRSシートクッションエアバッグ」。衝突時には座面の前方寄りの部分がクッションエアバッグで膨らむことにより、助手席乗員の腰が前に滑ってシートベルトの腰ベルトの下をすり抜けてしまう「サブマリン現象」を抑えます。また、SUBARU車の多くに採用されている「運転席SRSニーエアバッグ」は、ドライバーの膝前の部分にエアバッグが膨みドライバーの下半身を固定します。下肢をエアバッグで固定することで、身体全体が前に飛び出す力を抑え、シートベルトによる胸部への負荷を和らげつつ、乗員の拘束性能を高めているのです。
つまり、SRSエアバッグはそれだけで安全というものではなく、あくまでも乗員の方々がシートベルトを使って、初めて高い安全性能を発揮するものなのですね。ぜひ、クルマに乗車の際にはシートベルトをしっかりと締めて、ドライブをお楽しみください。

SRSエアバッグ展開イメージ

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