こぼれ話SUBARUトリビア

SUBARUトリビア

SUBARUの最新技術やサービスに関するトリビアを、
定期的に連載していきます。

Vol.165 SUBARUらしい走りのつくりかた

SUBARUらしい走りとは、どのようなものなのでしょうか?

新型クロストレックの開発陣によると、以下の3つを実現することをゴールに開発に取り組んでいるのだそう。
① まっすぐ走る操縦安定性と視線のブレがない乗り心地
② 路面のすべりやすさが複雑に変化しても安心して走れる
③ 荒れたすべりやすい路面で信頼して走れる
そして、これらを実現するためにポイントとなるのが、「予見性」の精度を高めること。聞きなれない言葉ですが、一言で言えば「ドライバーがクルマの状態を正しく把握できる」ということです。

運転中、ドライバーはいろいろな刺激・情報をクルマから受け取ります。例えば、濡れた路面やカーブなど、それぞれのシチュエーションでクルマの挙動は変わってくるもの。そして、そのクルマの挙動に対して、ドライバーはブレーキを踏んだり、ステアリングを切ったりします。そしてクルマの挙動の認知から運転操作までの流れがよりシームレスになるほど、ドライバーは気持ち良く感じます。人は手や足を思った瞬間に、思い通りに動かせることに心地よさを感じるものですが、これはクルマの運転も例外ではないのです。

この気持ちよさを実現するためにSUBARUの開発現場で行われているのが、ドライバーの運転操作からクルマの動き出しまで、どのような現象が起こっているかを、1000分の1秒という極小単位で解析すること。緻密な解析結果を開発にフィードバックすることで、「予見性」の精度を高め、クルマが意のままに動く「安心」とクルマを意のままに操れる「愉しさ」を実現しているのです。

また、SUBARUでは、エンジニア自身がクルマに乗ってテストを行い、その時感じた細かいニュアンスまで車両に落とし込んでいく開発手法を用いています。自身が開発したものを直接評価することで、ダイレクトに開発にフィードバックができるのだそう。

意のままに動く、意のままに操れる、を突き詰めた結果の「安心と愉しさ」が、どのクルマにも備わっていることが「SUBARUらしさ」の根源なのかもしれませんね。

画像はクロストレック(オアシスブルー)と毛塚紹一郎PGM

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