SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト2017

#スバコミ「SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト2017」リーダー・井元の
ニュルブルクリンク24時間レース応援レポート

応援ツアー参加者の皆さんと辰己英治テクニカルアドバイザー

日本時間の5月27日(土)22:30から5月28日(日)22:30までの24時間、ドイツでニュルブルクリンク24時間レース(以下NBR24h)が開催されました。
今回のレースでは、“SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト2017“のリーダー井元が、#スバコミで事前に募集した熱い応援メッセージがしたためられた応援フラッグを、現地STIチームそして選手へお届けする大役を果たしてきました。このレポートでは、お届けのご報告とともに、ファンの応援・現地の様子などをお送りします。

皆さんの熱い思いが集結した特製フラッグをチームテントに掲示!

応援フラッグのメッセージは、決勝レースに先立ち、SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト2017の“NBR Challenge 2017 応援メッセージ大募集特設ページ”に投稿いただきました。60件の熱い思いを#スバコミ事務局が応援フラッグとして形にしたものです。

日本から現地へ無事届けられたフラッグは、チームの皆さん全員が目にするチームテント内のガレージに掲示され、SUBARU WRX STI 2017 NBR CHALLENGEの動向を見守りました。

画像をクリックすると拡大します。

今回、応援メッセージを投稿された方、そして今後の応援プロジェクトに向けて応援メッセージを投稿したいとお考えの皆さん、是非写真をクリックして届けられたフラッグをご覧ください。

出発!観戦スタートは、ツアーメンバーと会場のニュルブルクリンクへ

今回、私・井元は航空券・現地移動・宿泊が全てパックになった、SUBARUトラベルの“2017年 ニュルブルクリンク24時間レース スバル応援ツアー”に同行させていただき、現地ニュルブルクリンクへ向かいました。このツアーは、参加者の約半数がリピーターという人気のツアーで、決勝前日にフランクフルトへ到着し、空港近くのホテルで一泊。翌朝にドイツの風景を楽しみながら、大型貸切バスに同乗した“同志の皆さん(笑)”とともに、ニュルブルクリンクサーキットへ向かいます。

ホテルからニュルブルクリンクまで約80Kmの移動開始

想いを一つに会場へ向けて出発!

ドイツお馴染みのアウトバーンでも、バスは100Kmで巡行します

初日の会場到着後、まずピットのあるグランプリコースで観戦を開始。チームテントでは、STIチーム菅谷監督や、辰己テクニカルアドバイザーによるご挨拶や、選手・レースカーの紹介など、このツアーでのみ味わえるコンテンツを参加者の皆さんとともに経験しました。
その後バスで観戦ポイントへ移動。世界一過酷と言われ、一周約25Kmのニュルブルクリンクサーキットを様々な視点から観戦する事ができたのは、まさにこのツアーのおかげです。
また、参加者の皆さんはリピーターの方や、サーキットに詳しい方も多く、参加者全員で観戦ポイントを相談できる事も、心が一つにつながったこのツアーならではの良さといえます。

さらにレース終了後は、親睦を深めた参加者同士で市内観光や食事に出掛けられるなど、SUBARUを、そしてモータースポーツを愛する皆さんの意気投合する早さに、初参加の井元は驚きの連続でした。

毎年募集されている観戦ツアー。是非来年は皆さんも参加してみてはいかがでしょう。

2017年 ニュルブルクリンク24時間レース スバル応援ツアー参加募集のご案内(現在、募集は終了しています)

STIマシンに実際に貼られたSUBARUモータースポーツ応援プロジェクト2017“SUBARU BEARDOG ”ステッカー

レース中に張り詰めた空気のピットでは、24時間戦うための工夫も

レース中のピットに潜入!ピットは、4つのチームで1つのピットを使うため、人が行き交い常にあわただしい雰囲気。グランプリコースのピット前を全開で通過するマシンは、一瞬だけその姿を見せたのち、約10分は戻ってきません。状況は、ドライバーとやり取りする無線と中継に使われるオンボードカメラ、そしてオフィシャルのLAP情報がのみが頼りです。他のレースでも同様ですが、実際にマシンが戻ってくるまでの長い時間が、NBR24hならではの緊張する時間といえそうです。

チームテントでは、24時間を戦い抜くチームにニュルカレーが提供されています。実は、このニュルカレーは毎年恒例の名物!私・井元は、チームの皆さんのご好意により、試食させていただきました。お味はぴりっとスパイシー、トッピングにはニュルをかたどったチーズが。深夜に提供される食事なだけに目の覚める味わいでした。 専用のスプーンは、慌ただしいチームの皆さんがカレーを食べやすい(掻き込みやすい?)形状になっているほか、サンドブラスト仕上げの柄の部分にロゴも入ります。 実はこのスプーン、6月5日からオンラインショップで予約受付中です。是非チェックしてみてください。

SUBARU ONLINE SHOP カレースプーン(NBR2017バージョン)

結果は無念のリタイア、しかしファンの応援は届いた

既にSUBARU MOTORSPORT MAGAZINEでも報じられている通り、レース終了3時間前の12時35分カルロヴァンダム選手が走行中、突然エンジンルームから炎が上がり、グランプリコースで停止。カルロ選手は無事に脱出し、オフィシャルによって鎮火されました。この時点でマシンは走行不能となり、リタイアとなりました。残念な結果となりましたが、カルロ選手に怪我がなかったことが不幸中の幸いといえるでしょう。火災の原因は車両が日本に戻ってから究明されることになるようです。


レースを終え、ツアーに参加されている方は「とても残念な結果となってしまいましたが、来年も応援に来ます」と、すでに来年に向け熱い想いを抱かれており、井元も決意を新たにしました。

次回は全日本ラリー選手権““モントレー2017 in 嬬恋”6月8日~11日

次回の“SUBARU モータースポーツ応援プロジェクト2017”は我らがSUBARUのお膝元・群馬県で“モントレー2017 in 嬬恋”が開催されます!

★ 開催日 2017年6月8日(木)~11日(日)

★コース概要 群馬県嬬恋村内  約300km
 スペシャルステージ総距離  約80km
 スペシャルステージ設置数  19箇所
“SUBARU モータースポーツ応援プロジェクト2017“応援ブースは、10(土)と11(日)の2日間、パルコール嬬恋リゾートのラリーパーク内で皆さんをお待ちしています。

実施予定のコンテンツ情報については、#スバコミ掲示版そしてメールマガジンでお知らせします!
会場に足をお運びいただき、ぜひ応援プロジェクトにご参加ください!
また、#スバコミ掲示板からもぜひ応援よろしくお願いいたします!

♯スバコミオフ会イベント@モントレー2017 in 嬬恋 6月10日(土)~6月11日(日)

皆さんの熱いメッセージをお待ちしています!

【公式】♯スバコミ「SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト2017」の掲示板へ各モータースポーツへの応援メッセージをお寄せください。応援メッセージをお寄せいただく際は、どのモータースポーツの応援メッセージかを明記の上ご投稿よろしくお願いいたします!

SUBARUモータースポーツ応援プロジェクトではNBR24h以外にも全日本ラリーやSUPER GTの会場で、応援メッセージ募集を行い、チームへみなさんの熱い応援を届けています。過去のイベントの様子は下記リンクからご覧ください。
「SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト2017」リーダー・井元のSUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ イベントレポート
「SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト2017」リーダー・井元のAUTOPOLIS 86 Style with BRZ 応援レポート

NBR24hってそもそもどんな競技?NBR24hの見どころと楽しみ方

ニュルブルクリンク24時間レースは、ドイツの北西部にあるニュルブルクリンク城を囲むようにつくられたサーキットで毎年開催されるレースです。一周25.378kmのサーキットを舞台に、24時間走り続ける耐久力を競います。

コースは、約5kmのグランプリコースとそれに隣接するオールドコースと呼ばれる一周約20km、高低差約300mの北コース(ノルドシュライフェ)を複合したロングコースで行われます。オールドコースコースは、初代インプレッサWRXの時代からタイムアタックなどの挑戦でも知られています。幅が狭く、荒れた路面やブラインドコーナーなどが連続するコースで、照明も全くなく、ドライバーやレーシングマシンにとって過酷なコースとなっています。また、出場台数が多くそれぞれスピードレンジやドライビングスキルなども異なるため、接触なども多く、完走も高いレベルが要求されます。参戦しているマシンは、市販車両をベースとするツーリングカー。クラスごとの順位が設定され、ガソリン車だけでなく、ディーゼルや天然ガス、ハイブリッド車など数多くの車種が同時に出走することもこのレースの魅力のみどころのひとつです。
SUBARUでは、2008年からインプレッサWRX STIで出場し、2009年からはSTIが独自プログラムとして連続チャレンジを継続しています。参加車両のSUBARU WRX STIは、2011年と2012年、2015年と2016年はSP3Tクラス(2リットル以下のターボ車)で連続クラス優勝を果たしています。


ニュルブルクリンク24時間レースの詳しい情報はこちらからご覧ください
ニュルブルクリンク24時間レース シェイクダウンテスト潜入レポート

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