9月15日(金)から17日(日)にかけて、北海道・帯広を舞台に白熱した走りが展開されたラリー北海道。全日本ラリーとしては3か所目となる「SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト」が開催されました。今回は、多くのラリーファンが観戦を愉しむことができる陸別サービスパークと、セレモニアルスタートやフィニッシュゲートが設置される北愛国サービスパークの2か所で、#スバコミお馴染みの応援フラッグへのメッセージ記入を実施しました。今回の結果はというと、スバル勢が1位~3位の表彰台を独占し、ダイナミックな走りでラリーでの強さをみせました。
圧巻の強さをみせたスバル勢、表彰台を独占
3日間にわたり開催された注目のラリーの結果は先ほどお伝えした通り、SUBARU WRX STIがJN-6クラスで1〜3位の表彰台を独占。優勝は新井敏弘/田中直哉組、2位には勝田範彦/石田裕一組、3位に鎌田卓麻/市野諮組が入り、スバルファンにとっては最高の結果となりました。個人的には2004年のラリージャパン初観戦のときの感動が蘇りました。まさに、皆さんの応援パワーが各チームに届いた結果だと思います。
フィニッシュゲート直前で、メッセージを記入した3枚の応援フラッグを新井選手、勝田選手、鎌田選手にお渡しました。3台のWRX STIが応援フラッグと共にフィニッシュゲートをくぐった瞬間を、あらゆるメディア等で目にした方も多いのではないでしょうか。
応援メッセージと共にフィニッシュした瞬間は、熱い想いがチームやドライバーに届いたことが実感でき、感極まりました。応援プロジェクトリーダーとして、皆さんと共に一緒に応援できたこと、その想いをチームへ届けられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
ラリー北海道とスバルの栄光
ラリー北海道は、2001年9月にインターナショナルラリーイン北海道として国内で2番目の国際格式ラリーとしてスタートしました。その後2002年に、大会名称を現在のラリー北海道へと変更し、アジアパシフィックラリー(以下、APRCとする)の1ラウンドとして規模も拡大。さらに2004年7月には日本初の世界選手権ラリーイベント、ラリージャパンとして開催されました。
2004年の初開催の時には、当時ワークスとしてWRカークラスに参戦していたスバルワールドラリーチームのSUBARU インプレッサ WRC2004がペター・ソルベルグのドライブにより優勝。
また、グループNクラスでは現在、全日本ラリーで活躍中の新井 敏弘選手が優勝し、続いて鎌田 宅麻選手が2位、ディーン・ヘリッジ選手が3位となり、インプレッサが表彰台を独占したという輝かしい歴史があります。実はこのラリージャパン初開催時に、私、井元もSSやサービスパークでスバルを応援していました。真っ青に染まった会場で、優勝した2台のインプレッサの雄姿に感動したことを鮮明に覚えています。
ドライバーに遭遇⁉ラリー北海道ならではの愉しみ方
現在のラリー北海道でもAPRCは併催されており、唐津、嬬恋に加えて多くのラリーファンが会場に詰めかけました。ちなみにAPRCにもインプレッサやWRX STIがエントリーしており、スバルファンにとっては、1か所のギャラリーで2度楽しめるラリーイベントといえるでしょう。
また今回のラリー北海道で、ラリーカーがSS間を自走で移動するリエゾン区間で鎌田選手のWRX STIと遭遇!リエゾン区間はラリーカーといえど、交通法規を守り走行します。
直前で我々に気づいてくれた鎌田選手ですが、運転中なので目線はいただけず…。その代わりにピースサインで応えてくれました!これもラリー観戦の醍醐味の一つですね。一般道では、信号待ちのドライバーやコドライバーが手を振ってくれることもあるそうです。
愉しいコンテンツ盛りだくさん!#スバコミブース
北愛国サービスパークに設置された#スバコミブースでは、応援フラッグへのメッセージ記入はもちろん、SNSや#スバコミの掲示板へ投稿してくれた方にオリジナル手旗をプレゼントしました。さらに#スバコミの新規入会でスバルオリジナルフェイスシールのプレゼントも実施し、多くの方に愉しんでいただけました。
先ほどのコンテンツに加え今回は、ラリー観戦での疲れを癒していただけるようフリードリンクのサービスも提供。こちらも立ち寄っていただいたファンの皆さんから好評をいただきました。
今回の目玉は、なんといっても車両展示!鎌田 宅麻選手のダートトライアル仕様のWRX STIと、新型WRX STIをベースとした新井選手のニューマシンが登場し、来場された方々を賑わせました。
全日本ラリーの会場では、なかなか目にすることのできないダートラマシンと、どこよりも早く公開された新型ベースのラリーカーのコラボレーションにスバルファンはもちろん、多くの人が立ち止まり写真撮影などを行っていました。
展示した新井選手のニューマシンでは、小さなお子様を対象にしたキッズライドも実施。ラリー北海道の数日前に完成したばかりのラリーカーに座れたラッキーなキッズたちが、将来、素敵なスバリストになることに期待したいですね!
また北愛国、陸別の両サービスパークではSUBARU/STIグッズの販売も行われました。レアなアイテムが数多く登場したことから多くの方が詰めかけました。今回、販売されていた商品はSUBARUオンラインショップにてお買い求めいただけます。 スポーツウエアやファッション小物など、さまざまなアイテムがありますので ぜひ、こちらのURLからアクセスしてみてくださいね!スバルオンラインショップ
サービスパークツアーは大盛況
応援プロジェクトリーダーとして私も、16日に陸別サービスパーク、17日に北愛国のサービスパークでファンの皆さんと交流をさせていただきました。サービスパークツアーでは、ツアーガイドを務めました。
サービスパークツアーにはWRX STIの商品企画主査である嶋村 誠さんが同行してくださり、さらに各チームのサービス前で詳しい解説もしていただきました。
16日の陸別サービスパークで「応援手旗ください!」という声に振り向くと、そこには居たのは、なんとSUPER GT BRZ GT300、ニュルブルクリンク24時間レースでドライバーを務める山内 英輝選手でした。(観戦ツアーでトークショーを務めるために来場)
もちろん、山内選手にも、応援フラッグの記入をしていただきました。さらに山内選手は、自身のツイッターに応援手旗がしっかり映し出された動画を投稿されていました。
次回はシーズン最終戦である「SUPER GTもてぎ」
スバルの走りを見届けよう!
最後となりますが、応援メッセージと共にフィニッシュした瞬間は、熱い想いがチームやドライバーに届いたと、心から実感でき感極まりました。応援プロジェクトリーダーとして、皆さんと共に応援できたこと、その想いをお届けできたことにも改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
次回は、シーズン最終戦である、「SUPER GTもてぎ」が11月11日(土)・12日(日)に開催されます。好調キープのままスバル勢には、有終の美を飾ってもらいたいですね!
今年最後のSUBARUモータースポーツ応援プロジェクトとなりますので、ぜひ、会場へ足をお運びください。皆さんの声援でスバルを勝利に導きましょう!#スバコミも最終戦に向け、愉しいコンテンツを用意してお待ちしております。
(Text by井元 貴幸 Photo by STI・岩本 佳美・井元 貴幸)