特集 MTB(マウンテンバイク)×SUBARU XV(全4回)

檀拓磨インタビューvol.2 「MTBの愉しみ方~マウンテンバイクの愉しさの一つは自然との一体感を感じられること~」

スバルユーザーの多くから関心が高い自転車。その中でも、やってみたいとか、やったことがある競技、マウンテンバイク(MTB)
マウンテンバイク(MTB)のレジェンドである元レーサー檀拓磨さんにマウンテンバイクの魅力や愉しみ方について伺いました。

檀 拓磨(だん たくま)

マウンテンバイクのレーサーとして 世界中を転戦。7か国の選手権大会を走り、5か国で優勝するなど、数々の好成績をおさめる。現在はTV、ラジオ、雑誌などさまざまなメディアで活躍し、会員制のネイチャーマウンテンバイククラブ「CLUB3719」や、子供たちに自然の中で遊ぶ愉しさを伝える活動も行っている。

http://club3719.com/

マウンテンバイクの愉しさの一つは自然と溶け込む、
一体感を感じられること

――檀さんが考えるマウンテンバイクの愉しさとは何ですか?

 マウンテンバイクの愉しさの一つは、自然と溶け込む、一体感を感じられることだと思います。実は選手時代は、そんなにマウンテンバイクに乗ってないんですよ(笑)。ロードトレーニングやクロストレー二ング、ジムワークが主で、マウンテンバイクに乗るのって、レースウィークの試走と本番のときだけでしたね。ただマウンテンバイクに長い時間乗り続けたら強くなるものでもないので、より効率の良い方法で酸素の摂取量を増やすトレーニングだったり、筋力強化を行っていました。

 逆に選手を辞めてからは毎日マウンテンバイクに乗るようになりましたね。そうすると…やっぱり面白いんですよ!選手の頃は勝たなければいけないので、とにかくがむしゃらにトレーニングをして、自然との調和とか考える余裕もありませんでした(笑)。でも、今は無茶をしない。無理をしないでゆとりを持ってマウンテンバイクに乗り、自然の中に身を委ねることができています。

 そして、その自然の良いところは、誰をも平等に受け入れてくれるところ。選手であった僕とか、この記事を見てくださっている皆さんとか、そういった事は関係ない。自然に芽吹く花や木々、雪解けの匂いや虫や鳥の鳴き声に誰もが同じように季節を感じ、そこで出会った森の動物たちとコミュニケーションをとることは、普段気づかない日々の移り変わりや自然の素晴らしい側面を見せてくれます。

 僕は選手時代が長かったので、そこに気づくまで遠回りしたけど(笑)。マウンテンバイクはただスピードを競うだけでなく、自然のおかげで成り立っているスポーツ。だから、敬意を持って自然と調和を図ることで、本当に多くのことを教えてもらえます。こんな楽しいスポーツは、なかなかないですよ。いまはスマホがあるので自然のなかで植物や動物を撮ったりするのも良いかもしれません。僕はマウンテンバイクで自然の中を走っているとよく動物に遭遇しますが、中でもカモシカは撮影にもってこいです。カモシカは国の天然記念物で代々大事にされてきた歴史があるからですかね?人間が来たくらいじゃ全然逃げないんです(笑)。

――SUBARUとの出会いについて

はじめてSUBARUを知ったのは80年代後半くらい。アウトドア雑誌などのタイアップ記事や広告をみて知りました。当時はレオーネとか、その後継モデルとなるレガシィ/レガシィツーリングワゴンを発売したころで、アウトドアシーンで活躍するステーションワゴンブームの火付け役となったのを覚えています。若いときにアウトドアイベントのスタッフとしてバイトをしていたのですが、イベントに来場される方はSUBARU車に乗っている方が多かった印象ですね。SUBARUは日本自転車競技連盟のオフィシャルスポンサーをしていたので、一番身近なSUBARUの方との出会いはやっぱり競技者になってからでした。

――はじめてSUBARU XVに乗ったときについて

外国でのツアーを回るのにほとんど車で移動していたので、車に乗る機会も多く、これまで相当いろいろな車を運転してきました。SUBARU XVをはじめて運転したとき、自分のなかでマウンテンバイクに初めて乗った時と同じ感覚というか、自分の心の中で風が吹きましたね。
やっぱり、SUBARUはユーザー想いで作られているというか。最低地上高が200mmもあるのに、スタンダードなSUVと違って取り回しが良く、日本のオフロード事情にマッチした丁度良いサイズ感で林道やオフロードを走るのに適していると思います。マウンテンバイクも車も同じ。乗り物って作り手の想いを感じられるものがすごく好きですね。※Vol.3は7月17日公開予定

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