SUBARUサイクリングサークルのアンバサダーを務める元マウンテンバイク（MTB）のレーサーの檀拓磨さんにマウンテンバイクと愛車であるSUBARU XVの魅力について伺いました。
檀 拓磨（だん たくま）
マウンテンバイクのレーサーとして 世界中を転戦。7か国の選手権大会を走り、5か国で優勝するなど、数々の好成績をおさめる。現在はTV、ラジオ、雑誌などさまざまなメディアで活躍し、会員制のネイチャーマウンテンバイククラブ「CLUB3719」や、子供たちに自然の中で遊ぶ愉しさを伝える活動も行っている。
日常的に走行前点検をしっかりして、より多くの方に
安心・安全にマウンテンバイクを愉しんでもらえたら嬉しい
――マウンテンバイクを安全に愉しむために押さえておきたいメンテナンス術やポイントを教えてください
車と同じく、日常の走行前点検はマウンテンバイクでも重要です。タイヤの空気圧、サスペンション、チェーン、ハンドルの緩みなどのチェックは基本的なこと。その中でも一番大切なのは、タイヤの空気圧点検ですね。パンクにもいくつか種類があってタイヤが破裂するバーストだったり、注意していないと気が付かないくらいゆっくり空気が抜けていくスローパンクなどがあります。特に、気づきにくいスローパンクは厄介ですね。山のなかだと、もちろん自転車屋さんもないですから、突然のトラブルに対応するのが難しくなります。ですから、走行前に必ず空気圧のチェックをして、体重に合わせた適性の空気圧にセッティングすることが大切ですね。
次に大切なのはサスペンションです。マウンテンバイクの特長でもあるサスペンションは乗り心地に直結するので、その調整はとても重要です。サスペンションというのは、基本的にオイル&エアーで構成されてるので、オイルが漏れていないか確認してください。あとはチェーン、ハンドル。基本的に自転車はチェーンを使った駆動系で、前のギアと後ろのギアの噛み合わせ、そして組み合わせを変えることで乗り心地などを調整します。
だから、そのチェーンの歪みだったりオイル切れしていないかの確認は、安全にも直結します。走行中に転んだり、車に積んだ場合、移動中の振動でネジが緩んでしまうことがあるのでハンドルのチェックは欠かせません。日常的に走行前点検をしっかりして、より多くの方に安心・安全にマウンテンバイクを愉しんでもらえたら嬉しいです。
――初心者の方向けの携帯必須アイテムを教えてください
やはり、公道を使うものであれば何でもそうですが、安全面を常に意識したアイテムを持って愉しんで欲しいと思っています。マウンテンバイクは広い意味でスポーツバイク。スピードを出せる乗り物なので、何か起きた時に身を守ってくれるヘルメットは必須ですね。ヘルメットを着用することは自身だけでなく周囲の方へ安全を意識しているという意思表示にもなる。また、先ほども述べたように、高速度で移動し続けられるので、クリアな視界を保つためにスポーツサングラスも持っておきたいアイテムです。突風や強い日射し、雨や霧などの天候に対処するには、とりわけ視界が重要になります。照り返しの厳しい路面を走っている途中で突如として真っ暗なトンネルに入り、しばらくしたらまた強烈な直射日光の中に戻るというような場面に出くわすこともあるので、明るい場所でも暗い場所でも常にクリアな視界を確保できるスポーツサングラスは有効です。あとは携帯用のリュックを用意してそこに携帯電話、パンク修理キット、ポンプ、簡易工具、救急キット、補給食、水、ビニール袋など入れてもらえると良いかもしれませんね。ポケットに入れていると振動で落とす可能性もありますし、それに僕は経験上、いろんなもの失くしているので携帯用のリュックをオススメします（笑) 。
――SUBARU XVも安全に配慮された機能がたくさんあります。お気に入りのものをあげていただけますか？
アイサイトですね。運転中の何気無い自動減速やレーンを外れた時などの注意喚起のアラームは心強いですし、渋滞時の全車速追従機能付クルーズコントロールは安全面だけでなく、運転者の疲労防止に非常に良いと感じています。長距離の移動をする際にも非常に役立つ機能だと思います。アイサイトのおかげで運転時の気持ちに余裕が生まれたので、より車での移動を愉しめるようになりましたね。
――SUBARU XVのお気に入りポイント
走り、機能性はもちろんですが、全体的にシルエットが素晴らしいですね。そのシルエットを更に引き立てているアルミホイールの手裏剣の様なデザインは特に気に入ってます。目立つし、カッコいいし（笑）。遊び心を大事にしているというか、好奇心を掻き立ててくれますね。確かな性能と様々なシーンで使える、使い勝手の良さは活動の幅を広げてくれますし、人生を豊かにしてくれると思っています。 ※※Vol.3は7月24日公開予定
